【書評・紹介】『自分会議』 藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄が描くタイムパラドックス
各年代の自分が集まり開かれたのは、現在の自分がどの未来を選択すべきかを決める会議
| ストーリー | |
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| キャラクター | |
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| 電子書籍 | 有り |
あらすじ
アパートの内見に来た僕。
初めて来た部屋のはずなのに、どこか見覚えがある。
子供の頃に見た夢の部屋に。
と、思っていたら何もない空間から突然男が現れこう言った。
「ぼくはきみだ。」
子供の頃に見た夢は、タイムマシンによって連れて行かれた未来の僕の部屋だったのだ。
そして、また始まる自分たちの会議。
色々な年代の僕が話し合う。どの未来を選択するべきか。
書評
藤子・F・不二雄先生によるSF短編の一作。
黒いです。
自分会議。
どこかで似た話を見た覚えがありませんか?
そう!『ドラえもん』。
第5巻に収録されている「ドラえもんだらけ」が似たようなお話でした。
こちらは、のび太に頼まれた宿題をやるために、ドラえもんが2,4,6,8時間後の自分をタイムマシンで連れてきて……。というお話。
一方、自分会議は、
・幼い頃の自分
・現在の自分
・9年2ヶ月後の自分
・23年後の自分
・33年後の自分
達が集まって、未来の選択をどうすべきか話し合うもの。
投資を考えるというのが近い感じでしょうか。
例えば、2023年現在、金の価格が暴騰しています。
これを2001年とかに知っていたらどうでしょう。
とにかく金を買い集めますよね。
2023年の自分に取ってみればそれは正しい選択です。
しかし、これから先はどうなるでしょう。
例えば、2030年まで待てば金の価格は1000倍になるかもしれない。
あるいは、日本円の価値が著しく低くなるかもしれない。
お金があるせいで誰も信じられなくなるとか、他の悩みが出てくるかもしれない。
n年後の自分にとっての最善がn+10年後の自分にとっての最善ではないかもしれないのです。
当然、会議は紛糾します。
そして突然訪れる衝撃のラスト。
いやはや。。。
そして、タイムトラベルものといえばの「タイムパラドックス」。
本作ではどう描かれるのか、要注目です。
藤子・F・不二雄先生が描くタイムパラドックス。
是非お読みください!
単行本
以下、短編の一つとして収録。
電子書籍
以下、短編の一つとして収録。
dorasyo329
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