【書評・紹介】『転生したら剣でした 4』 棚架ユウ
料理コンテストとその裏に蔓延る陰謀に挑む第4巻
※既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| テンポの良さ | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、テレビアニメ |
あらすじ
猫耳少女と共に剣としてその銘を異世界に刻み込め!ネット小説大賞受賞の無機物転生ファンタジー!
MICRO MAGAZINE
シードラン王国を後にした師匠とフランは、当初の予定通り月宴祭が行われるというバルボラに辿り着く。 祭り前と言うこともあり、賑わいを見せる町並みを堪能しようと観光を始めた二人は、 料理ギルドを発見するのだった。 師匠の作ったカレーが世界一と言い張るフランは、 それを認めない料理ギルドの審査員を見返すべく、 様々な料理が出品される料理コンテストに参加することに……。 しかし、その料理コンテストの裏では、 世界を混沌へと堕とすべく、ある組織の陰謀が渦巻いているのだった……。
受賞歴
第4回ネット小説大賞 受賞
書評
転生したら剣でした。第4巻です。
シードランの内乱に巻き込まれた第3巻。
第4巻はやっとバルボラにたどり着く巻です。
そして始まる料理コンテスト優勝への道。
要はカレーのお話。
異世界転生ものと料理って切り離せないものなのでしょうか。
そんな4巻の感想としては、まあ面白いことには面白かったです。
ただ、もう目新しい点がないですよね。完全に。
イベント遭遇。
その裏に蔓延る悪。
雑魚達はさっさと蹴散らして、その後のボスに苦戦。
4巻にしてワンパターンはきついです。
キャラクターに関しても、新キャラの扱いがいまいち。。。
せっかく表紙でフランより大きく描いているのに、登場シーン少なすぎでは?
他のキャラにしても同様。
敵キャラをも魅力的に描いてこそのキャラ読みノベルだと思うのですが、なんというか。。。
戦闘にしても、後半にとってもかっこいいんだろうなあって感じのシーンがあるのですが、そこまでに至る過程として、かっこいいはずのキャラたちのキャラクターが描かれてきていないために、あんまりかっこいいと思えず。
何より!フラン達の旅の目的は何なのか!
強くなりたい。進化したい。
全く感情移入できないフランの目標もやっと飲み込めたと思ったら、その目標を脇においての、料理コンテスト参戦。
「師匠の作ったカレーが世界一と言い張るフランは、 それを認めない料理ギルドの審査員を見返すべく」
MICRO MAGAZINE
1巻でフランと師匠の出会い。
2巻でフランとダンジョンの格闘。
3巻でフランと正義の話。
そして、4巻で料理の話?
ここで持ってくる意義あります?
なんでしょう。
物語の巻数を多くするために、どうでもいい話を追加することで、完結をどうにかこうにか先送りにしようとしている感。
重要な話をテンポよくさくさく進めるからこそ、本作は面白いんだと思うんです。
それこそ2巻のダンジョン攻略。
分けようと思えば、クモのダンジョンで1巻、浮遊島のダンジョンで1巻と分けられたはずです。
そこを分けずに、テンポよく進みきった。
にも関わらず、4巻は間延びした感じが強すぎて、その魅力が消えています。
期待外れ。消化不良。飽きてきた。
でもフランは可愛かった。
そんな4巻でした。
全巻セット
単行本
電子書籍
dorasyo329
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