【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 17』 アネコユサギ

2022年8月19日小説,NL(HL、異性愛),異世界もの,異世界転移(小説),動物ファンタジー,ハイファンタジー,大人(恋愛),バトル・アクション,ファンタジー,復讐劇,冒険小説,ライトノベル,恋愛小説小説家になろう,弥南せいら,テレビアニメ,アネコユサギ

タクト戦のその後と新たなる敵との戦いを描いた17巻

盾の勇者の成り上がり17巻の表紙

著者:アネコユサギ
イラスト:弥南せいら

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。

シリーズの紹介はこちら!

ストーリー
描写
キャラクター
ニヤニヤ度
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム
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あらすじ

再び絆の世界へ!! 今度の敵は裏切り者だらけ!?

エスノバルトから助けを求められた尚文は、絆の世界へ向かうことにした。
尚文は、無事にラフタリアと合流を果たし、ラルク達とも久しぶりの再会をするのだった。彼らの話によれば、この世界でも波の尖兵と思われる敵が勇者達を倒し、好きなように振舞っているという。
攫われた絆を救う為に、そして波の黒幕の正体を暴くためにも敵の元へと急ぐ尚文達。しかし、相手の仲間には複数の見知った顔が混じっていて……。
「復讐なら手を貸すぞ? 嘘吐きや裏切り者は大嫌いだからな」
裏切り者の暴挙を許すな!! 異世界成り上がりファンタジー第十七弾、ここに登場!!

「盾の勇者の成り上がり 17」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA

書評

異世界転移系ライトノベルの第17巻です。

アトラと女王が死に、クズ王の覚醒、そして復讐を描いた16巻。
17巻はそのエピローグで登場したエスノバルトの要請、そして何よりラフタリアを救出するためキズナ達への世界へ出向き戦うお話です。

一応久しぶりの異世界ということで、読む前に8巻9巻を復習しておいた方が良いかもしれません。

ただそうは言ってもすぐに出向くわけではなく、戦後処理などから物語は始まります。
まずはなんといってもメルティ女王陛下の即位!
先代女王の意志を継いだメルティの活躍が生き生きと描かれます。
プラスまあなんとなくそんな気はしていた剣の勇者である錬とエクレールのあれこれも。
そんな楽しい話の後、本題であるラフタリア、キズナ達の救援へ。

あとはあらすじの通りです。
ただ、前巻16巻でかなりの話が展開されたこともあって、かなり物足りなく感じます。
そんな16巻で主役のように描かれるのが弓の勇者である樹です。
12巻更生編の末自らの意志を喪失してしまった樹。
リーシアの助けを借り、遂に覚醒!?
要注目です。

そしてもう1つ要注目なのが表紙に描かれている尚文の武器。
何か気がつきませんか?(ちなみに私は読むまで気づきませんでした。。。)

あとは前巻でアトラとオストが解説してくれた武器の精霊。
今までキズナ達の世界で尚文の前に現れた武器は狩猟具、扇、鎌、刀、船、本、鏡といったところ。
前巻では杖が尚文に力を貸してくれるなど良い関係を築けていましたが、こちらの世界では一体どうなるか。

ただ結局のところ物足りないことに変わりはありません。
アトラと女王を喪った後、1巻から敵対していた尚文とクズが手を結んで敵を討った16巻と比べるとかなり見劣りします。
まあ16巻が良すぎただけで盾の勇者シリーズで見れば平均的な作品ではあるのですが。。。

エスノバルトの要請を受け、戦いの舞台は異世界へ。
タクト戦のその後と新たなる敵との戦いを描いた17巻。
是非お読みください。

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。