【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 20』 アネコユサギ

2022年8月19日小説,異世界転移(小説),異世界もの,NL(HL、異性愛),動物ファンタジー,ハイファンタジー,大人(恋愛),バトル・アクション,ファンタジー,冒険小説,ライトノベル,恋愛小説テレビアニメ,アネコユサギ,弥南せいら,小説家になろう

盾の勇者がもう1人!?
また新しい世界で紡がれる盾の勇者の物語。

盾の勇者の成り上がり20巻の表紙

著者:アネコユサギ
イラスト:弥南せいら

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。

シリーズの紹介はこちら!

ストーリー
描写
キャラクター
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム
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あらすじ

村ごと見知らぬ場所に飛ばされた尚文たち。待っていたのは……盾の勇者?

絆たちの世界から、元の異世界に帰還してきた盾の勇者である尚文とその一行。
セインの姉の警告もあり、警戒を強めながら溜まっていた報告や用事を済ませていた。
しかし本拠地である村に帰ってきた尚文は、何の前兆もなしに謎の眩い閃光に包まれて、村ごと見知らぬ場所に飛ばされてしまうことに!?
「俺達の言葉が嘘か本当かはお前等が決めれば良い。それよりも聞かせろ。お前等は何者だ?」
そんな尚文たちの目の前に現れたのは、盾の勇者を名乗る青年で……!
異世界成り上がりファンタジー第二十弾、ここに開幕!!

「盾の勇者の成り上がり 20」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA

書評

異世界転移系ライトノベルの第20巻です。

遂にヴィッチに一矢報いた19巻。
やっと元の世界に戻ってからのお話がこの20巻です。
と言っても元の世界にいたのはたった100ページ…。
あらすじの通りまた性懲りもなくどこかへ飛ばされた尚文。
8巻の書評でも述べましたが、またしても大風呂敷を広げた感が拭えない展開に入っていきます。

そんな飛ばされた先で出会ったのが表紙右側に描かれた2人。
何やら誰かに似ていますが(苦笑)、この2人は一体。。。
またしてもどこかへ飛ばされ、新しい舞台で物語を描くためまたしてもやや説明的な展開が続きます。

ですが村ごと飛ばされたことがせめてもの救いか。
キール、イミア、ラト、ルフト、錬、エクレール、影。今まで描かれてこなかったキャラ達を深掘りしていきそうな展開です。
ただ残念なことにそこにフィーロの姿はなく。。。
12巻で一時離脱したフィーロですが、20巻からの新章でまたしても離脱。
代わりにと言ったら怒られそうですが、メルティ女王陛下に癒されましょう。

そんな20巻ですが、どこかに飛ばされる前の話も描かれます。
注目すべきはラルクとアクセサリー。
テリスにアクセサリーを作ってから始まったこのストーリー。
異世界編でもかなり進展しましたが、この20巻でもどんどん進んでいきます。

そしてフィトリア再登場!
きちんと登場するのは7巻以来実に13巻ぶり。
このフィトリアがまたしても今後のストーリーに大きく関わる鍵となります。

またしても別の世界で紡がれる物語。
その序章だけあって、伏線を回収しながら暴れまくる展開はありません。
色々な世界へ行かず、元の世界に腰を落ち着けて村の開拓や残る眷属器のあれこれ、あるいはまだ訪れていない国での冒険などをして欲しかったと思うのは私だけでしょうか…。
まあ眷属器のあれこれに限れば世界関係なく描かれていくわけですが。。。

盾の勇者がもう1人!?
また新しい世界で紡がれる盾の勇者の物語。
是非お読みください。

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。