【書評・紹介】『アラサー女勇者とショタオーク』 斎創

2024年8月5日連作短編集,NL(HL、異性愛),漫画,ハイファンタジー,恋のライバルなんて必要ない! 二人の関係性だけで描かれ敗者が存在しない恋の物語,青年漫画,作者の性癖がダダ漏れな作品,大人(恋愛),年の差,短編集,ファンタジー,恋愛漫画斎創

おねショタ、おじロリ、そして……?
ちょっとやばめな恋愛ファンタジー短編集!

著者:斎創

ストーリー
キャラクター
ラブコメ度
独自性
電子書籍 有り
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あらすじ

欲求不満な女勇者×純情少年オークのおねショタドカ盛りラブコメディ!
「屈強なオークにめちゃくちゃにされてぇ…」。欲求不満気味なアラサー女勇者に、少年オークはうっかり恋をしてしまい…。ツイッターで人気炸裂のおねショタドカ盛りラブコメが1冊に。
人気シリーズ「顔が怖い白魔道士×心の声ダダモレ剣士」「魔王×ホムンクルス」も収録。ここではじめて、それぞれのカップル(?)の未来が描かれる。

「アラサー女勇者とショタオーク」 斎創[コミックエッセイ(その他)] – KADOKAWA

書評

はい、やばそうなタイトルです。

ちなみに英題は
This is the Love Story of One Shota

勘違いしないで下さい。
「One」は「ワン」ではありません。
「One」は「おね」です。
「One Shota」は「おねショタ」です。

そしてやばそうな表紙です。

本作は同じ世界を舞台にした3つの作品とそのコラボ作品で構成されています。
世界観はよくあるファンタジー世界。
モンスターがいて、勇者や魔王も存在する。
そんな世界で紡がれる、「おねショタ」や「おじロリ」の物語。

と言ってもそこまでコアな作品でもなく、ふつうの恋愛ファンタジー短編として読めます。

アラサー女勇者とショタオーク

タイトルにもなっている作品です。

女勇者♀(27)は凌辱されたい願望を持っていた。
そんな彼女はある日、迷子になったオークの少年と出会い、オークの村に送り届けることに。
迷子を送り届けたお礼にオークに凌辱してもらうことを期待して。

はい、主人公はやっべぇ奴です。

一方、少年オークの方は純真そのもの。
こんな女勇者に憧れる可愛らしい子。

そんな女勇者とオークの旅路を描いたおねショタ漫画です。

魔王とホムンクルス

魔王♂(36)
どっからどう見てもただのおじさん。

そんな彼と彼のために作られたロリっ子ホムンクルスの物語。

まあはっきり言えば「おじロリ」です。
でもどちらかというと父娘の関係。
じゃあおじさん魔王の相手は一体……?

※「児ポ」という言葉が毎話出てきますが、至って健全な作品です。

白魔道士と剣士さん

はい、本命です。
大本命です。

おねショタでもおじロリでもない至って健全な純愛もの。

顔が怖いせいで誰もパーティーを組んでくれない白魔道士
そんな彼女に一目惚れした剣士。
しかし、剣士には重大な欠点が。

それは、心の声を無意識に発してしまうというもの。

かわいい!結婚したい!
そんなダダ漏れな心の声に赤面する白魔道士さんがひたすらに可愛い。

前2話とは打って変わって、本当に王道な恋愛もの。
もうひたすらに可愛くてニヤニヤしちゃう短編です!

総評

もうおわかりだと思いますが、私のお気に入りはもちろん『白魔道士と剣士さん』。
最高です。

でも、他の2作も面白いです。
おねショタ、おじロリという危険な香りはしますが、こちらもちゃんと恋愛もの。
やばそうなキャラが出てくるだけで、いや実際ストーリーもやばいですが、
作者の性癖ダダ漏れで、とてもおもしろい作品です。

そして要注目なのがエピローグ!
3作品のその後が描かれたここでしか読めない短編。
これがあるからこそ、おねショタ、おじロリが活きていくる。

ちょっとやばめな恋愛ファンタジー短編集。
是非お読みください!

単行本

電子書籍