【書評・紹介】『君にしか教えない』 志摩時緒
幼馴染の女教師と男子生徒。そして同級生の女子。
男子高校生と2人の女性の恋模様を描いた物語!

| ストーリー | |
| 絵 | |
| キャラクター | |
| ニヤニヤ度 | |
| 電子書籍 | 有り |
あらすじ
『あまあま』『夜にとろける』の志摩時緒最新刊! 「楽園」本誌&web増刊で展開したシリーズ全1巻。高校生男子を真ん中に幼馴染みの年上の女教師とその教え子の少女との目が離せない現在進行形ラブ♪
君にしか教えない 志摩時緒(著/文) – 白泉社 | 版元ドットコム (hanmoto.com)
書評
高校生の辻千秋を中心とした三角関係のお話。
千秋は片想いをしている。
歳上の幼馴染で、今は同じ学校の先生である橘明里に。
今も昔も好きな相手。
千秋には彼女がいる。
1つ上の先輩である関詩織。
付き合って欲しいと言ってくれた人。
この3人による三角関係のお話です。
と言ってもそんなにどろどろしたものでもなく。
バチバチした関係になるわけでもなく。
自分はこの人のことをどう想っているのだろう。
この人とどうなりたいのだろう。
好きって何なのだろう。
と言った心情描写が主であり、丁寧にしている作品です。
さて、世の中のカップルはみな互いのことが好きなのでしょうか?
決してそんなことはないと思います。
一緒にいて苦痛じゃない。
嫌いじゃない。
恋愛としてではなく、人間として好き。
などの理由で一緒にいる、付き合っている方も大勢いると思います。
もちろんそこから恋愛的な好きに変わる人もいるでしょうし、
変わらないまま結婚まで行く人もいるでしょう。
私はこの作品を読んでいて、そういう「好き」という気持ちだけでは語れない現実の恋愛というかを想起しました。
この作品の上手いなあと思った点は冒頭の導入部分。
いきなりの展開に度肝を抜かれます。
そして描かれる三角関係。
教師と生徒という禁断の恋もそうですし、
他に好きな人がいるのに付き合っているという歪な関係。
それらを心情描写、そして性描写を通じて描くことで
なんというか
色々と考えさせられる作品です。
そしてタイトルにもなっている『君にしか教えない』。
君とは誰なのか。
何を君にしか教えないのか。
ニヤニヤしちゃう少女漫画ではなく、
物語の世界に引き込まれる2時間ドラマのような、そんな作品です。
教師と生徒の三角関係
君にしか教えない
是非お読みください!
単行本
電子書籍
dorasyo329
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