【書評・紹介】『学校でいちばん地味な2人が付き合う話』 てぃーろんたろん
濃いキャラばかりが集う学校で、地味な二人が織りなすラブコメ!
| ストーリー | |
| 絵 | |
| キャラクター | |
| ラブコメ度 | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
あらすじ
コミュ力、容姿、運動神経、
学校でいちばん地味な2人が付き合う話 ( 1) てぃーろんたろん(著/文) – 日本文芸社 | 版元ドットコム (hanmoto.com)
そしてキャラ至上主義の高校生活…
個性なき者は、群れの外で「背景」になるしかない!?
学校でいちばんの地味男&地味女、
長田定男&伊矢間園子が織りなす、
荒野を恋に染める
ピュア度1000%の僕たちの青春物語。
書評
タイトルそのままのお話。
『学校でいちばん地味な2人が付き合う話』です。
見た目が華やかな者
学校でいちばん地味な2人が付き合う話 1 9ページより
リーダーシップのある者
博識な者
力の強い者
キャラがある者の所には人が集まり群れができる
多種多様な個性で多種多様な群れ
さながら
サバンナだ
社会全体、そしてその社会の縮図とも言える「学校」を
まるで「サバンナ」のようだと表現するところから始まる物語。
言われてみれば、言い得て妙です。
学生時代を思い出すと、周囲には様々なキャラがいました。
ゾウやキリン、ライオンやハイエナ、シマウマ、カバなど様々な動物が暮らすサバンナ。
まだ社会に迎合せず、個性の豊かさが残る若者が集う学校は、確かにまるで「サバンナ」のようです。
そんなサバンナの中に入ることになった二人の生徒。
長田定男と伊矢間園子。
どこの群れにも属すことのできなかった「地味」な二人。
いわば「ぼっち」な二人。
長田くんの方は処世術というかを心得ていて、いかにサバンナの中で生きていくかがわかっている。
一方、伊矢間さんの方は長田くんのようなサバイバル能力がない。
そんな群れからあぶれてしまった二人が付き合う話。
言ってしまえば、厳しいサバンナの中を二人で生き抜く話です。
もっともそれが、「依存」であるのか「共存」であるのか。
「寄生」であるのか「相利共生」であるのか。
それは読んでのお楽しみ。
そんな本書のオススメポイントは、
長田くんははっきり言って、イケメンキャラではありません。
見た目が格好良いキャラは他にいます。
だけど、格好良さというのは見た目が全てではありません。
行動から来る格好良さというものもあるのです。
この作品は、長田くんに限らずその行動の格好良さが良いです。
応援したくなる格好良さです。
また、
もオススメです。
本書の絵は、画力勝負の作品というよりも
メリハリをつけることで、本当に際立たせたいコマを読者に印象付ける。
そんな作品です。
それこそ、表紙の可愛らしい伊矢間さんのように。
一方で、生き物の描写はとてもリアルで写実的。
1巻だけでも
ライオンやコブラ、カブトムシ、アリなど様々な生き物が登場するのですが、
すごくリアルで良いです。
濃いキャラばかりが集う学校で
地味な二人が織りなすラブコメ
是非お読み下さい!
単行本
電子書籍
dorasyo329
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