【書評・紹介】『魔法科高校の劣等生 9 来訪者編<上>』 佐島勤

2024年8月5日小説,NL(HL、異性愛),高校生(青春),SF小説,高校生(恋愛),このライトノベルがすごい!,禁断の恋,青春小説,バトル・アクション,ライトノベル,恋愛小説テレビアニメ,小説家になろう,佐島勤,石田可奈

北米から突如やってきた転校生
彼女の目的、そして次々と起こる事件

著者:佐島勤
イラスト:石田可奈

既刊のネタバレを含みます。
第1巻はこちら

ストーリー
描写
キャラクター
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、TVアニメ、アニメ映画、ゲーム
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あらすじ

一学年度の部、最終エピソード! 金髪碧眼の魔法師・リーナ登場!
 深雪のクラスメイトである北山雫が、USNA(北アメリカ大陸合衆国)に留学することになった。
 この時代、ハイレベルの魔法師は、遺伝子の流出=軍事資源の流出を避ける為に、政府によって海外渡航を制限(禁止)されている。にもかかわらず許可された理由、それは交換留学だからだ。
 アンジェリーナ=クドウ=シールズ。雫がアメリカに渡り、入れ替わりで魔法科高校に入学したのは、金髪碧眼の留学生。彼女を見た達也は、瞬時にその『正体』に気づく。
 リーナの本当の姿、それは大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人、USNAの魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジー・シリウス少佐。
 魔法科高校にやってきた米軍最強の魔法師という火の粉を、司波達也はどう振り払うのか――。

「魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上>」 佐島 勤[電撃文庫] – KADOKAWA

受賞歴

このライトノベルがすごい! 2020 2010年代総合ランキング 第8位

書評

シリーズ累計発行部数は2200万部突破の大人気シリーズ第9巻です。

三年前の司波兄妹の沖縄でのお話。
そして、四葉家の過去のお話。
過去の話が二つ書かれた<追憶編>。

9巻はその続き。
現代の物語。

まずは、新キャラ・アンジェリーナ=クドウ=シールズ。
通称・リーナ

表紙に描かれた金髪碧眼の女の子。
留学生にして、北アメリカの魔法師部隊『スターズ』総隊長。

あれ?どこかで似たようなことしてる人がいたような……?

交換留学ということで、の出番は少なめです。

そんな9巻ですが、
話の主軸は達也の正体を探る外国のスパイ

ではありません!

では、話の主軸とは何なのか。
結構謎解き要素も多いのでお楽しみに。

しかし、この9巻はなんとも言ってもやはりリーナでしょう。
ちなみに10巻は<下>ではなく<中>。
ということで、この9巻は結構リーナという新キャラの紹介的要素が強いです。
言い換えれば、伏線を張る巻です。

そんな9巻ですが、個人的には結構科学要素強めかなと。
SF小説の要素として魔法技術が登場する本作ですが、導入の話もそうだし、来訪者編のキーもそうです。

この9巻で一つ喜ばしい点としては、インフレが抑えられているところでしょうか。
もちろん十三使徒が出てきている時点であれなのですが、7巻のアレに比べればほんと。。。

8巻ともども描かれる内容はともかく、表面上は落ち着いてきた印象です。
あるいは、7巻のハイパーインフレで感覚が鈍ってしまったのか。

何はともあれ、ゲストキャラたるミーナが予定調和をやや壊してくれる9巻です。
是非お読み下さい!

文庫本

電子書籍

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。