2022年児童文学賞受賞作まとめ

2024年8月5日受賞作,特集

2022年2月~2023年1月までに発表されたものを対象にしています。

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第30回 小川未明文学賞

日本児童文学の父・小川未明を記念し、小川未明文学賞委員会と新潟県上越市が主催する文学賞。

大賞

『カステラアパートのざらめさん』 島村木綿子 

拾った猫を飼うためにこのみが引っこした先は、カステラのような見た目のアパート。そこの大家さんは、よくひとりごとを言ったり、いつもカメを連れていたり、なにやらひみつがあるようです。不思議なことが起こるたび、このみは理由をさぐりますが……。

ジュニア文学館『カステラアパートのざらめさん』 | 学研出版サイト (gakken.jp)

優秀賞

『光をつなぐ』 中村真里子 

 中学2年生の牧村久(ひさし)は、美術部に所属している。11月の文化祭に向け、部長を中心にみんなで作品制作に取り組んでいるが、今年、美術部の顧問になった篠原先生は、何事にも無気力でやる気がない。
 ある日、久は篠原先生の描く海の絵を見ることになる。そこで久は、篠原先生が大切な息子を東日本大震災で亡くしており、それ以来、「絵はなくてもすむ、役にたたないもの」と思っていることを知る。
久は、土のう袋に絵をかいて被災地を励まそうとする人、美術部に絵を書いて欲しいと頼んできた友人などとの出会いを通じて、自分の絵のもつ可能性について深く考えるようになる。

第30回小川未明文学賞 受賞作決定 – 上越市ホームページ (city.joetsu.niigata.jp)

結果引用:第30回小川未明文学賞 受賞作決定 – 上越市ホームページ (city.joetsu.niigata.jp)

第10回 角川つばさ文庫小説賞 一般部門

角川書店主催の公募文学賞。

金賞

『凸凹バドバード』 平河ゆうき

「あたしと、バドミントンのダブルスを組もうよ!」 内気でおとなしい性格の小学5年生・ことりに声をかけてきたのは、大会に出るためのパートナーを探していた、転校生の奈央(なお)。左利きで背が高いことりは、バドミントンで有利らしい。スポーツは続いたことがなく、もう絶対にやらないと決めていたが、奈央の明るさと熱意に少しずつ心を動かされ、勇気を出して二人で大会に出ることに。見た目も性格も正反対ーーだからこそ、強くなれる! そしてむかえた大会初戦、勝負のゆくえは……!?

第10回<一般部門>結果発表 | 角川つばさ文庫小説賞 | 角川つばさ文庫 (tsubasabunko.jp)

特別賞

『感崎零の怪異潰し』 星奈さき

ねぇ、知ってる? うちの中学で、怪事件に巻きこまれたら、イケメンの先輩が助けてくれるってウワサ。 ある日、図書室で幽霊に出くわしてしまった、わたし、夜野目柊(やのめ しゅう)。そんなわたしの前に現れたのは、ウワサの人物。どんな怪異の正体もあばいてしまう"怪異潰(つぶ)し"こと、感崎(かんざき)先輩で――。怪異なんて、存在しない? でも、わたし、視たんです! 視えない先輩と視えるわたし。力をあわせて怪事件にいどめ!

第10回<一般部門>結果発表 | 角川つばさ文庫小説賞 | 角川つばさ文庫 (tsubasabunko.jp)

結果引用:第10回<一般部門>結果発表 | 角川つばさ文庫小説賞 | 角川つばさ文庫 (tsubasabunko.jp)

第43回 講談社絵本新人賞

講談社が主催する創作絵本の公募新人賞。

『まよいぎょうざ』 玉田美知子 

結果引用:第43回(2022年)講談社絵本新人賞 選考経過・報告 – コクリコ (kodansha.co.jp)

第63回 講談社児童文学新人賞

講談社が主催する公募新人文学賞。

該当なし

第53回 講談社絵本賞

絵本において新分野を開拓し、質的向上に寄与した優秀な作品を表彰する講談社主催の賞。

『海のアトリエ』 堀川理万子

おばあちゃんの部屋には、女の子の絵がかざってある。「この子はだれ?」って聞いてみたら、「この子は、あたしよ」って教えてくれた。
びっくりするわたしに、おばあちゃんが話してくれたのは、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日のこと、おばあちゃんにとって、いつまでも色あせない、特別な思い出だった。
少女がのびのびと心を開放することができた宝物のような日々を、まるで映画のシーンのように見応えのある絵で描いた魅力的な絵本。

海のアトリエ | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

結果引用:20220420_ehonprize.pdf (kodansha.co.jp)

第69回 産経児童出版文化賞

大賞

『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』 岡田淳

──この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない、「こそあどの森」。
スキッパーが借りた本に挟まっていた、トワイエさんが子どものころの写真。いつどこで撮ったもの? スキッパーとふたごは、写真にまつわる話を聞きにトワイエさんを訪ねます。おとなたちにも子どものころがあったんだ!
とあらためて気づいて、次はトマトさん、ギーコさん、ポットさん、スミレさん……こそあどの森のおとなたちの話を順に聞かせてもらうと、どれも、とっておきの不思議なお話ばかり。「こそあどの森の物語」全12巻の番外編として書き下ろされた、シリーズ初の短編集です。

こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ | 株式会社 理論社 | おとながこどもにかえる本、こどもがおとなにそだつ本 (rironsha.com)

JR賞

『おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで』
絵:おかだだいすけ
写真:遠藤宏

キンメダイ、アナゴ、イカなど、釣り上げた魚をさばき、
だんだんと美味しそうな切り身へとかわって行く様子を、
動画のような連続性で見せる写真絵本。
魚のとくちょうや部位の名前も解説。
最後はお寿司になって登場!みんなで美味しくいただきます。
「命をもらって生きている自分を大切に」とメッセージを贈ります。

おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで – 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。 (iwasakishoten.co.jp)

美術賞

『ヴォドニークの水の館 チェコのむかしばなし』
文:まきあつこ
絵:降矢なな

生きる希望をなくした娘は、水の主ヴォドニークに命を救われ、水の館で仕えることになりました。 はじめは従順に従っていた娘でしたが、絶対に触れてはいけないと言われていた壺にふれ、その秘密を知ってしまい・・・。 チェコに伝わるむかしばなし。

BL出版 (blg.co.jp)

産経新聞社賞

『ハタハタ 荒海にかがやく命』 高久至

漁獲量回復のために自主的禁漁をおこなったことから、水産資源管理の稀有な前例として、大きな注目を集める秋田の県魚ハタハタ。本書は彼らの海中での姿を初めて詳細に捉えた写真絵本です。貴重な産卵シーンや、海岸に打ち上げられても生きている卵など、荒波に負けない命の輝きを描きます。漁獲量のデータを巻末にまとめて解説し、SDGsの目標「海の豊かさを守ろう」を考えるのにふさわしい一冊となっています。

ハタハタ 荒海にかがやく命 – あかね書房 (akaneshobo.co.jp)

フジテレビ賞

『人魚の夏』 嘉成晴香

小5になる春、知里は海で呼びとめられ、不思議な約束をする。クラスに自分の子が転校するので友だちになってほしい、という人魚と。その言葉通り、転校生として海野夏がやってきた。すぐに人気者になった夏だが、自己紹介で性別を明かしていなかった。しかし、掃除の時間に話しかけてきた夏は、知里に秘密を教える。自分は人魚だということを……。将来を決めるため陸に上がった人魚の子と、友だちの秘密を守り抜く少年の物語。

人魚の夏 – あかね書房 (akaneshobo.co.jp)

ニッポン放送賞

『つくしちゃんとおねえちゃん』 いとうみく

頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノだって上手、だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずりますーー。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語。やさしく温かみのある挿絵がたくさん入った、小学校低学年にぴったりの読みものです。

翻訳作品賞

『ぼくは川のように話す』 
文:ジョーダン・スコット
絵:シドニー・スミス
訳:原田勝

「朝、目をさますといつも、ぼくのまわりはことばの音だらけ。そして、ぼくには、うまくいえない音がある」
苦手な音をどもってしまうぼくは、クラスの朝の発表でもまったくしゃべることができなかった。放課後にむかえにきたお父さんは、そんなぼくを静かな川べりにつれていって、ある忘れられない言葉をかけてくれた。
吃音をもつカナダの詩人、ジョーダン・スコットの実体験をもとにした絵本。
デビュー以来、作品を発表するごとに数々の賞を受賞して注目を集めるシドニー・スミスが、少年の繊細な心の動きと、父親の言葉とともに彼を救ってくれた美しい川の光景を瑞々しいタッチで描いている。

ぼくは川のように話す | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

『真夜中のちいさなようせい』 
文・絵:シン・ソンミ
訳:清水知佐子

男の子が熱を出して寝ています。そばには、看病をするママ。真夜中、ママがつかれてうとうとしはじめた時、小さな妖精たちがあらわれました。目を覚ました男の子に妖精たちは「あたしたちはママのお友だちよ」といい、小さかったころのママが妖精たちにプレゼントした花のゆびわを見せてくれました……。小さかった頃のママと男の子の心の交流を描くあたたかく美しい物語。
伝統的な技法を現代的にアレンジしながら、デザイン的に優れた作品を発表し韓国で高い人気をほこるイラストレーター、シン・ソンミ氏の初の絵本です。

真夜中のちいさなようせい|ポプラせかいの絵本|創作絵本(海外)|本を探す|ポプラ社 (poplar.co.jp)

結果引用:産経児童出版文化賞 8点の受賞決まる – 産経ニュース (sankei.com)

第51回 児童文芸新人賞

日本児童文芸家協会が1年間に出版された新人作家による優れた作品を表彰する文学賞。

『カイトとルソンの海』 土屋千鶴

海を越えてやってきた少年の冒険物語
時は、16世紀中頃、村上水軍が、瀬戸内海を拠点に活躍した時代。
ある日、船乗りの父に連れられて、肌の色も、体付きも違う言葉を話さない少年ルソンが、カイトの家にやってきた。
「ようわからん」
言葉も通じないルソンに、とまどいを隠せないカイト。
ルソンは長い航海の末、奴隷として連れてこられたのだ。ルソンは、日本語を覚えるためにカイトの家に預けられた。ルソンは無表情で、何も話さない。
ある日、島のわんぱくたちが、ボロ船に乗って海に出ようと計画。カイトたちは、必死に止めようとするが・・・・・・。

カイトとルソンの海 | 書籍 | 小学館 (shogakukan.co.jp)

『カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ』 いけだけい

カメくんとイモリくんは、川のそばに住むお隣どうしでした。ねぼうで食いしん坊、のんびりやのカメくんと、ちょこちょこ行動的なちょっとアーティスト系のイモリくんは、とても仲良しでした。あるとき大雨でイモリくんは家が流されてしまい、川下に引っ越していきました。夏が始まるころ、イモリくんがカメくんのうちに遊びにきました。しばらくぶりに以前と同じように、いっしょに過ごす楽しい日々。カメくんの住む「さわ」の仲間たちとのふれあいや、山奥の川底深くでみんなを見守るオオサンショウウオのおじいさんのところに遊びに行ったりと。でもイモリくんが帰る日がやってきます。また会う日を約束して、ふたりがしたことは? なんでもない日々のたいせつさをじわじわと感じる10のエピソードを収録。生き生きした「さわ」のようすが、たくさんの挿絵からも伝わってきます。著者デビュー作。

カメくんとイモリくん小雨ぼっこ | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

結果引用:協会各賞|日本児童文芸家協会 (jidoubungei.jp)

第回 集英社みらい文庫大賞

集英社主催の公募文学賞。

大賞

『相方なんかになりません! ~転校生は、なにわのイケメンお笑い男子!?~』 遠山彼方

「酒井さんは、おれの運命の…相方や!」。ある日、小5の心晴(こはる)のクラスに大阪からの転校生、西橋くんがやってきた。お笑い大好きな西橋くんに、「つっこみセンス」を惚れられてしまう心晴。朝の会での“自己紹介リベンジ“につきあうはめに?? さらに、“漫才コンテスト”の相方になってほしいと頼まれてしまい…!? 

相方なんかになりません! 転校生はなにわのお笑い男子!? | 集英社みらい文庫 (miraibunko.jp)

優秀賞

『コスモ☆スケッチ!』 琴織ゆき

プラネタリウムを経営する父を持つ「七星(ななせ)」(星座が大好きな中学1年生)。ひょんなことから星座を召喚する『星使い』となって、星の力を喰う『ホシグイ』と戦うことになってしまう。本来星使いとなるはずだったイケメンの男の子・「北斗」くんが、同居しながら七星のボディガードをしてくれることになったけれど、前途多難! そんなある日、親友との関係に悩む七星の前に、 ホシグイが現れて……!?

集英社みらい文庫大賞[小説部門]結果発表 | 集英社みらい文庫 (miraibunko.jp)

結果引用:集英社みらい文庫大賞[小説部門]結果発表 | 集英社みらい文庫 (miraibunko.jp)

ジュニア冒険小説大賞

『鈴の死神修行覚書』 山下雅洋

結果引用:第18回 ジュニア冒険小説大賞 受賞作品 発表 – 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。 (iwasakishoten.co.jp)

第71回 小学館児童出版文化賞

小学館が主催する児童文学賞。

『そらのことばが降ってくる』 髙柳克弘

伝わっても伝わらなくてもいい
こころを解き放つ十七文字──
中学に入り、顔のホクロをからかわれて教室に行けなくなってしまったソラは、保健室で風変わりな同級生ハセオに会い、ナゾクという俳句遊びに誘われる。
ハセオの熱意に巻き込まれ、次第に俳句に興味をもちはじめたソラ。養護の北村先生と三人での俳句会を始めることに。
新しく加わったはつらつとした少女ユミも、実は最近傷ついたことがあり、悩んでいた。いじめを経験したソラは、彼女の気持ちがわかる気がする。
ハセオやユミ一緒に俳句に触れるうち、ソラはどんどん、自由で深いその表現世界に魅せられていく。
学校で企画された新春の俳句大会。思い切って、傷ついた自分の心と向き合ったソラが作った句は──。
気鋭の俳人が描くさわやかな青春小説!

そらのことばが降ってくる|teens’ best selections|YA|本を探す|ポプラ社 (poplar.co.jp)

『海のアトリエ』 堀川理万子

おばあちゃんの部屋には、女の子の絵がかざってある。「この子はだれ?」って聞いてみたら、「この子は、あたしよ」って教えてくれた。
びっくりするわたしに、おばあちゃんが話してくれたのは、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日のこと、おばあちゃんにとって、いつまでも色あせない、特別な思い出だった。
少女がのびのびと心を開放することができた宝物のような日々を、まるで映画のシーンのように見応えのある絵で描いた魅力的な絵本。

海のアトリエ | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

結果引用:20220908.pdf (shogakukan.co.jp)

第38回 坪田譲治文学賞

坪田譲治を記念し、岡山市が制定した文学賞。大人も子どもも共有できる作品を選ぶ。

未発表

第38回 日産 童話と絵本のグランプリ

日産の名を冠したアマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテスト。

絵本の部 大賞

『みかんきょうだいのたんけん』 ホソカワレイコ

第38回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。
深夜のスーパーを舞台に、みかんの兄弟が探検するお話です。
「もう、こんなぎゅうぎゅうはいやだー!」と、ふくろからとびだしたみかんのきょうだい。誰もいないお店の中を、たんけんに出かけます。見よう見まねでお金を払い、念願のチョコも口にしますが…。
かわいいみかんたちがスーパーのあちこちを動き回ります。実際にスーパーを取材して描いたリアルな店内の描写も見事な、楽しいお話です。

みかんきょうだいのたんけん ホソカワ レイコ(著/文 | イラスト) – BL出版 | 版元ドットコム (hanmoto.com)

結果引用:「第38回 日産 童話と絵本のグランプリ」入賞作品決定 (nissannews.com)

第27回 日本絵本賞

全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する、日本国内で出版された絵本に贈られる賞。

大賞

『たまごのはなし』 

注目の絵本作家、しおたにまみこ初の絵童話!
ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。

ブロンズ新社 – たまごのはなし (bronze.co.jp)

受賞作

『おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで』
絵:おかだだいすけ
写真:遠藤宏

キンメダイ、アナゴ、イカなど、釣り上げた魚をさばき、
だんだんと美味しそうな切り身へとかわって行く様子を、
動画のような連続性で見せる写真絵本。
魚のとくちょうや部位の名前も解説。
最後はお寿司になって登場!みんなで美味しくいただきます。
「命をもらって生きている自分を大切に」とメッセージを贈ります。

おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで – 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。 (iwasakishoten.co.jp)

『はるのひ:Koto and his father』 小池アミイゴ

ことくんは、はしって、はしって…? お父さんの畑から森のむこうへ。男の子のちいさな冒険を描く、詩情豊かな絵本。
おやつを食べたあと、
ことくんが、
お父さんの畑でお手伝いをしていると、
森のむこうにけむりがのぼるのが見えました。
「とーちゃん、あの けむりを
みにいって いいかな」
「いいよ。でも、くらくなる まえに
もどっておいで」
「うん、わかった」
ことくんは、はしって、はしって、
森にとうちゃく。
ところが、けむりは見えなくなってしまって…?

はるのひ – 徳間書店 (tokuma.jp)

日本絵本賞翻訳絵本賞

『夜をあるく』
作:マリー・ドルレアン
訳:よしいかずみ

真夜中に、お母さんに起こされたきょうだい。「やくそく、おぼえてる?」と、家族4人で夜の中へ出かけていきます。夏の夜は静かで、あかりが灯っていたり、遠くから音が聞こえてきたり、においにも敏感になります。やがて景色は町から自然の中へ。くらい山道、池に映る月、満天の星……そして、険しい山道を登っていった先では、うつくしい日の出が家族を迎えます。

夜をあるく マリー・ドルレアン(著/文) – BL出版 | 版元ドットコム (hanmoto.com)

結果引用:全国学校図書館協議会|日本絵本賞|第27回日本絵本賞受賞作品 (j-sla.or.jp)

第62回 日本児童文学者協会賞

日本児童文学者協会が、児童文学の創作、評論・研究の優れた単行本を表彰する賞。

『夜叉神川』 安東みきえ

「ここは夜叉神川の上流。
両側に高い崖が迫る谷、聞こえるのは川の音と、山で鳴く鳥の声だけだ。」ーー『川釣り』より。
「昔、亡くなったおばあちゃんが教えてくれた。魂という漢字に鬼の字が入るのは、もともと人の心に鬼が棲んでいるからだと。」ーー『鬼が守
神社』より
全ての人間の心の中にある恐ろしい夜叉と優しい神、その恐怖と祝福とを描く短編集。
「川釣り」「青い金魚鉢」「鬼が守神社」「スノードロップ」「果ての浜」        
夜叉神川の上流から下流へ、そして海へと続く全五話を収録。 
野間児童文芸賞受賞後初作品

『夜叉神川』(安東 みきえ,田中 千智)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

『オイモはときどきいなくなる』 田中哲弥

ときどきと、えいえんと。
モモヨは小学三年生。オイモはモモヨの家の犬のこと。オイモはときどきいなくなるけど、いつも暗くなるまえに帰ってくる。それが、その日は夜になっても帰ってこなかった。でも心配してるのはモモヨだけ。みんななんでか気にしてなくて。そこにいること、もうそこにはいないこと、ほんとうのこと、ゆめのこと。すべての境目が浮かんでは消えながら、『つみきのいえ』の加藤久仁生の絵とともに紡がれる、ときどきとえいえんの物語。

オイモはときどきいなくなる|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

結果引用:2022年度児童文学者協会賞、3賞発表|2022年のニュース(国内)|子どもと本に関するニュース|子どもの読書に関する情報提供|子どもの読書活動推進|国立国会図書館国際子ども図書館 (kodomo.go.jp)

第55回 日本児童文学者協会新人賞

日本児童文学者協会が児童文学の創作、評論・研究の新しい書き手の単行本作品に対して毎年与える賞。

『かすみ川の人魚』
作:長谷川まりる
絵:吉田尚令


学校近くのかすみ川でへんなものをみつけた。人間の赤ん坊ぐらいの大きさで、上半身が人間、下半身が魚……そう、それは人魚だった! ぼくは、友だちの千秋といっしょに、その人魚を大塚山の池でこっそり飼うことに。それから、人魚の「かすみ」と、ぼくたちの物語がはじまったが、かすみがとんでもない事件を引き起こしてしまった!
講談社児童文学新人賞作家が贈る、どこかかわいらしく、どこか不気味な人魚をめぐる、少年たちの友情の物語。

『かすみ川の人魚』(長谷川 まりる,吉田 尚令)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

『うさぎとハリネズミ きょうもいいひ』
ぶん:はらまさかず
え:石川えりこ

「うさぎとハリネズミ」シリーズ第1作。
のんびりやで前向きなうさぎと、ちょっぴり繊細なハリネズミ。
ふたりが出会ったその日から、あたらしい物語が動きはじめました。
ふたりのおりなす、ゆるやかであたたかいお話が、よむ人の心をやさしくときほぐじます。

うさぎとハリネズミ きょうもいいひ | ひだまり舎 (hidamarisha.com)

結果引用:2022年度児童文学者協会賞、3賞発表|2022年のニュース(国内)|子どもと本に関するニュース|子どもの読書に関する情報提供|子どもの読書活動推進|国立国会図書館国際子ども図書館 (kodomo.go.jp)

第46回 日本児童文芸家協会賞

日本児童文芸家協会が、1年間に出版された協会会員の作品の中から、最優秀と認めた著作に与える賞。

『聞かせて、おじいちゃん   原爆の語り部・森政忠雄さんの決意』 横田明子

話したくない。だれにも語れず、くすぶり続ける原爆の思い出。ところが、自由研究にするから原爆の話をしてほしいと、5年生の孫が言い出した。そのお願いにとまどいながら、ソファに深く座ったおじいちゃんは、たんたんと語り始めた…。

聞かせて、おじいちゃん 原爆の語り部・森政忠雄さんの決意 :横田明子/山田朗 – 国土社 (kokudosha.co.jp)

結果引用:協会各賞|日本児童文芸家協会 (jidoubungei.jp)

第60回 野間児童文芸賞

講談社創業者「野間清治」の遺志によって設立された文学賞。児童向けの文学やノンフィクションの中から年に一、二作選ばれる。

『たぶんみんなは知らないこと』 福田隆浩

第60回野間児童文芸賞受賞作!
ねえねえ。なに話してるの?
そんなふうにいえればいいんだけど、わたしはおしゃべりができないから。
おしゃべりしようって思っても、頭のずっとおくのほうでなにかがちかちかってするだけ。お口もじょうずにうごかせないし、もうしかたないなぁって思ってる。本文より。
重度の知的障がいのある小五の女の子、発語できない、すずと、お兄ちゃん、同級生、先生、保護者たちなど周りの人をめぐる優しい物語。
『ふたり』が青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『香菜とななつの秘密』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれるなど、特別支援学校で長く現役教師をつとめながら児童文学作家としても活躍する、福田隆浩氏作。

『たぶんみんなは知らないこと』(福田 隆浩,しんや ゆう子)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

結果引用:野間児童文芸賞 : 講談社 (kodansha.co.jp)

第32回 ひろすけ童話賞

浜田廣介を記念し、山形高畠町、高畠町教育委員会、浜田廣介記念館、日本児童文芸家協会主催で行われる賞。

『だいじょうぶくん』 魚住直子

本が苦手な子にこそおすすめしたい「GO!GO!ブックス」シリーズ
5巻目は、しゃべるぬいぐるみの物語!
新しいクラスになじめない主人公・「そうた」がリサイクルショップで
出会ったのは、人と話ができるぬいぐるみの「だいじょうぶくん」。
訳があって売られてしまっただいじょうぶくんから、
持ち主の「まりちゃん」を一緒に探してほしいとたのまれます。
そうたとだいじょうぶくんの、たのしくもスリリングな冒険の物語!

だいじょうぶくん|GO!GO!ブックス|児童読み物(国内)|本を探す|ポプラ社 (poplar.co.jp)

結果引用:第32回ひろすけ童話賞受賞作品 | まほろば・童話の里 浜田広介記念館 (hirosuke-kinenkan.jp)

第26回 三越左千夫少年詩賞

三越左千夫の名を冠し、日本児童文学者協会が主催する文学賞。

『あさがおのパレット』 福田恵美子

新しいファンタジー詩の誕生

あさがおのパレット|竹林館 :, 「関西からの知の発信」美しい本作りならおまかせ下さい。出版社竹林館 大阪< (chikurinkan.co.jp)

結果引用:2022年度協会文学賞 三越左千夫少年詩賞発表|協会賞紹介|日本児童文学者協会ホームページ (jibunkyo.main.jp)

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。

受賞作,特集

Posted by dorasyo329