【書評・紹介】『今年の三石さんはどこかおかしい 1、2』 シロサワ

NL(HL、異性愛),中学生(青春),漫画,恋のライバルなんて必要ない! 二人の関係性だけで描かれ敗者が存在しない恋の物語,青年漫画,中学生(恋愛),もしかしたら今どこかで本当に紡がれているかもしれない恋の物語,コメディ漫画,青春漫画,恋愛漫画シロサワ

他に類を見ない、唯一無二の傑作漫画
少し不思議な中学生の恋愛模様と日常を描いたシュール系ラブコメディ!

著者:シロサワ

ストーリー
キャラクター
ニヤニヤ度
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック
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あらすじ

ノート? ジャージ!? 体操服!?!? そんなものまで貸してくれるの?
無気力系男子のハジメくんになにかと世話を焼いてくれる隣のクラスの三石さん。
クールな優等生だった彼女をこの一年で豹変させた理由とは?
Twitterで話題沸騰!! シロサワ先生初の単行本!

「今年の三石さんはどこかおかしい」 シロサワ[コミックエッセイ(その他)] – KADOKAWA

書評

三石さんは可愛い。頭が良い。運動もできる。
でも、どこかおかしい。

天才少女の三石優香さんと
そんな彼女に気に入られている一之瀬一くんの恋愛模様、もとい日常を描いた作品です。

中学生の恋愛です。

そんな本作のオススメポイントは、

他に類を見ない言葉のやり取り

はっきり言って、言語化しにくいです。

読んでもらえればわかると思うのですが、本作はよくある恋愛漫画では決してありません。

まず、キャラクターが異質です。
いわゆる「普通の子」というキャラは存在しません。
タイトルに「どこかおかしい」と入っているように、やはり「おかしい」は「おかしい」と思うんです。

自由奔放、天真瀾漫とでも言えばいいんですかね?

もう、とにかく、キャラクターが魅力的です。
三石さんも一くんも。

そして、そのやり取りがまた軽妙で、愉快で、でも時々核心を突いてきて。
良いんです。

なんというか、本当に形容しづらい作品なんです。

決してギャグではない。シリアスギャグでもない。
シュールコメディ?
でも、読者を笑わせようと思って描かれているのかもわからない。

不思議ちゃん系ラブコメとでも言えばいいのか。

もう読んでくれとしか言えません。

そして、言っておきたいことが一つ。

本作は決してエロくはない

2巻の表紙とかもろそっち系な感じですが、そんなことはありません。
エロよりも困惑が先に来る。
シュールさを突き止めた結果そうなっている系です。

ターゲット層としては男性向けとして描かれていると思うのですが、
性別問わず、大人なら誰しも楽しめる作品であると思います。

絵に関しては、ちょっと評価は低めにつけました。
バーンと際立たせたいコマは別として、普通のコマはちょっと歪な感があります。
が、絵と物語がマッチしているという点では最高の作品であると思います。

もう、本当に、試しに少し読んでみれくれとしか言えないです。
この魅力をどう言い表せばいいのか。

カップル未満の中学生の男女の恋愛を描いた作品としても、
不思議なキャラたちが織りなす物語としても、
最高の作品です。
唯一無二の作品です。

シロサワ先生は天才です。

少し不思議な中学生の恋愛模様と日常を描いたシュール系ラブコメディ。
是非お読み下さい!!

なお、アニメイトでは『今年の三石さんはどこかおかしい』の全巻セットをポイント還元アリで発売中です(2023年2月10日時点)。

単行本

電子書籍

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。