2021年児童文学賞受賞作まとめ

2023年1月20日受賞作,特集

2021年2月~2022年1月までに発表されたものを対象にしています。

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第29回 小川未明文学賞

日本児童文学の父・小川未明を記念し、小川未明文学賞委員会と新潟県上越市が主催する文学賞。

大賞

『屋根に上る』 かみやとしこ

自宅の屋根に寝転がるのが好きな中学1年生の工藤皓(こう)。皓は夏のある日、祖父の弟子でもある大工の村田さん、そして村田さんの元へ通う小学校の時の同級生、一樹と出会い、人との関係や人生を見つめなおす。

ティーンズ文学館『屋根に上る』 | 学研出版サイト (gakken.jp)

優秀賞

『さよならトルモリ王国』 ハンノタヒロノブ

結果引用:https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/mimei-bungakukan/bungakusyo-jusyosaku.html

第9回 角川つばさ文庫小説賞 一般部門

角川書店主催の公募文学賞。

大賞

『あおいのヒミツ! 幻のレシピ復活させちゃいます!?』 吹井乃菜

クールな見習いの男の子・真緒くんといっしょに、幻のレシピ復活を目指してがんばることに!?
わが家じまんのおとうふを「いらん」って言った高級料亭・望月楼を見返してやるねん!
くいしんぼうな神さまの使いのキツネ・ククリのフシギな力をかりて大変身!
レシピ復活のためのヒントを探すけど、うまくいかなくて――?
大好きな星ヶ瀬商店街のなかまたちとお店の大ピンチ!
みんなで、ぜったい乗り越えてみせる!

あおいのヒミツ! 幻のレシピ復活させちゃいます!? | あおいのヒミツ! | 本 | 角川つばさ文庫 (tsubasabunko.jp)

金賞

『トップ・シークレット』 あんのまる

あたし・ナノが通う小学校は、ふつうじゃない。そこは〈スパイ学園〉。
ヒミツの場所にあって、世界中からえらばれた生徒が集まる、トクベツな学校なんだ。
ある日、そんな学園の秘宝がうばわれた! おまけにみんなが薬でねむらされ、うごけるのは二人だけ。天才(だけど性格はサイテー)な幼なじみのレオといきなり、宝をとり返すため、「正体がバレたら終わり」な極秘任務にいどむことになって……。
相性サイアクな二人で、キケン度100%スパイミッション!

トップ・シークレット(1) この任務、すべてが秘密で超キケン | トップ・シークレット | 本 | 角川つばさ文庫 (tsubasabunko.jp)

『ふたごチャレンジ! 「フツウ」なんかブッとばせ!!』 七都にい

おとなって、勝手だ。
小さいころは
「ふたごが、おそろいを着てるとかわいいね」
なんて言ってたんだよ?
なのに最近は、
「男らしくしなさい」とか
「女の子なんだから気をつけて」とか。
いちいち、うちらに「らしく」しなさいって言うの。
「大きくなる」って
「フツウに合わせていく」ってことなのかな?
そんなの、息がつまっちゃいそうだよ!!!!
だから、うちらは――
双葉あかねと双葉かえでは、決めたんだ。
転校した学校で「あるチャレンジ」をしてみようって。
おとなの望むような
「やんちゃな男の子と、かわいらしい女の子のふたご」に
なってやろうじゃないって…!

ふたごチャレンジ! 「フツウ」なんかブッとばせ!! | 角川つばさ文庫 (tsubasabunko.jp)

結果引用:https://tsubasabunko.jp/award/announce-ippanVol09.html

第42回 講談社絵本新人賞

講談社が主催する創作絵本の公募新人賞。

【第42回講談社絵本新人賞 受賞作品!】
ある日、タコはおもいました。
「だいこん たべたい」
そこで、タコはだいこんをとりにいくことにしました。
だれにもみつからないように、くらくなってから、そおっとそおっと。
だいこんをもとめて、はるばる海からやってきたタコは、だいこんを手に入れることができるのでしょうか。
選考委員も大絶賛した、あじわい深い1冊です。

『タコとだいこん』(伊佐 久美)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

『タコとだいこん』 伊佐久美

結果引用:http://ehon.kodansha.co.jp/award/report/2021/6.html

第62回 講談社児童文学新人賞

講談社が主催する公募新人文学賞。

「生きとし生けるものにはみな、その命をたまわる陣がある―」
第62回講談社児童文学新人賞受賞作!
主人公悠馬は大きな黒いとかげを捕まえたが、気づくとそれは紙になっていた。
しかし夜中、黒いとかげが再び意思を持って動き始めて……?
命が吹きこまれた折り紙をめぐる、時代を超えた少年たちの冒険。
おりがみが動く。飛ぶ。おれたちは、強くなる!

『黒紙の魔術師と白銀の龍』(鳥美山 貴子)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

『黒と白の対角線 ~おりがみおとぎ草子~』 鳥美山貴子

結果引用:http://ehon.kodansha.co.jp/literature_award/report/2021/d.html

第52回 講談社絵本賞

絵本において新分野を開拓し、質的向上に寄与した優秀な作品を表彰する講談社主催の賞。

『さくらの谷』
文:富安陽子
絵:松成真理子

かつて、わたしが一度だけ行ったことのあるふしぎな谷のお話です。
まだ山が枯れ木におおわれる春の手前、林の中の尾根道を歩いていたわたしは、のぞきこんだ谷を見ておどろきました。そこだけが満開の桜にうめつくされていたのです。
聞こえてくる歌声にさそわれてくだっていくと、谷底で花見をしていたのは、色とりどりの鬼たちでした。鬼なのに、ちっともおそろしいという気がしません。まねかれるまま、わたしは花見にくわわります。目の前のごちそうは、子どもだったころ、運動会の日のお重箱に母がつめてくれたのとそっくりです。
「かくれんぼするもの、このツノとまれ」
ふいに、一ぴきの鬼がとなえると、鬼たちはたがいのツノにつかまって長い行列になりました。列の最後の鬼のツノにつかまったわたしは、かくれんぼの鬼をすることになります。わたしは、林の中をかけまわってさがすのですが、なかなか鬼たちをみつけることができません。
そのうちに、だんだんふしぎな気持ちになってきました。わたしがおいかけているのは、ほんとうに鬼なのでしょうか。だって、いま、あの木のうしろにかくれたのは、わたしのおばあちゃんのようでした。こっちの木のかげには、おかあさんが。そこの木のうらには、おとうさんがかくれました。それは、みんな、みんな、もうこの世をさってしまった人たちなのでした。
でも、そうか。みんな、ここにいたのか。桜の谷であそんでいたのか──。
そうわたしが思ったとき、風がふきわたり、谷じゅうの桜がいっせいに花びらをちらします。
気がつくと、わたしはひとりぽつんと雑木林の中に立っていました。満開の桜はきえていましたが、ヤマザクラの枝さきに、大きくふくらんだ花のつぼみが見えました。どこかで、あの鬼たちの歌声が聞こえるようでした。

さくらの谷 | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

結果引用:https://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/2021/20210419_ehonprize.pdf

第68回 産経児童出版文化賞

大賞

『やとのいえ』 八尾慶次

「やと」とは「谷戸」とも書き、なだらかな丘陵地に、浅い谷が奥深くまで入り込んでいるような地形のことをいいます。
この絵本では、東京郊外・多摩丘陵の谷戸をモデルに、そこに立つ一軒の農家と、その土地にくらす人々の様子を、道ばたにつくられた十六の羅漢さんとともに、定点観測で見ていきます。
描かれるのは、明治時代のはじめから現代までの150年間。
長い時間、土地の人びとは稲作、麦作そして炭焼きなどをしてくらしてきました。昭和のなかばには戦争もありましたが、それでもつつましく、のどかなくらしをつづけてきました。
そのいとなみが大きく変化したのは、昭和40年代からです。この広大な土地が、ニュータウンの開発地となりました。丘はけずられ、谷は埋められました。自然ゆたかだった丘陵地は、あっというまに姿を消しました。そして昭和のおわりごろになると、団地やマンショがたちならぶニュータウンへと姿をかえました。大地にねざした稲作や炭焼きの仕事は、もうほとんどなくなりました。
しかし、新たに多くの人がここへ移り住み、町はまた活気をとりもどします。平成となると、ニュータウンができてからも30年以上がたち、自然豊かでのどかだった村は、落ち着いた郊外の町となっていきました。
ここに描かれた村にかぎらず、現在の私たちのくらす町はどこでも、かつてはゆたかな自然あふれる土地であったことでしょう。今のような町になる前は、どのような地形で、どのような人びとがいて、どのようなくらしがいとなまれていたのでしょうか。これを読みながら、みなさんのくらしている町と、くらべながら見ていくのもいいでしょう。
巻末には、8ページにわたって、この絵本に描かれている農作業とその道具、村の習俗や人びとの様子などをくわしく解説しています。

やとのいえ | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

JR賞

『プラスチックモンスターをやっつけよう!』
監修:高田秀重
絵:クリハラタカシ

プラスチックは便利だけれど、生きものにからみつき、ちいさくなってエサのふり をし、毒を出し、ほかの有害物質とくっつきパワーアップも! そんな「プラスチッ クモンスター」の特徴をわかりやすく伝えます。「蜜ろうラップのつくり方」「浜辺で マイクロプラスチックを見つける実験」などもたっぷり紹介。絵本感覚で読める本書は、おとなの入門書にも。たのしみながら、暮らしの中のプラスチックを減らせます。

プラスチックモンスターをやっつけよう!きみが地球のためにできること/高田秀重 クリハラタカシ クレヨンハウス編集部|絵本のギフト通販【クレヨンハウス】 (crayonhouse.co.jp)

美術賞

『つかまえた』 田島征三

『ちからたろう』『しばてん』『ふきまんぶく』『とべバッタ』など、大胆な筆づかいで、ほとばしる生命の躍動を描いてきた絵本作家・田島征三が、忘れられない少年の日の原体験をテーマに取り組んだ入魂の一冊。
夏のある日、川の浅瀬に大きな魚がいるのをみつけたぼくは、そっと近づこうとしたが、足をすべらせて川に落ちてしまう。水の中で懸命にのばした指が魚にふれると、ぼくは無我夢中でそれをつかまえた──。

つかまえた | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

産経新聞社賞

『バウムクーヘンとヒロシマ』
著:巣山ひろみ
絵:銀杏早苗

今から百年ほど前の一九一九年三月四日。
日本で初めてバウムクーヘンが販売されたのは、広島市にあった「物産陳列館」でした。のちに「産業奨励館」と名前を変えたあと、一九四五年八月六日を境に「原爆ドーム」とよばれるようになったのです。

バウムクーヘンとヒロシマ ドイツ人捕虜ユーハイムの物語 | くもん出版 (kumonshuppan.com)

フジテレビ賞

『サンドイッチクラブ』 長江優子

珠子はダブル塾通いをする小学6年生。ぼんやりむかえた夏休みに、無心に砂像を作るヒカルと出会う。強烈な個性をもち、成績もトップクラスのヒカルは「戦争をなくすためにアメリカの大統領になる」という。家庭環境も性格も異なるふたりの少女が、たがいを受け入れ、まっすぐに世界と向きあっていく姿をさわやかに描く。

サンドイッチクラブ – 岩波書店 (iwanami.co.jp)

ニッポン放送賞

『うしとざん』 高畠那生

なんか気になる、へんてこりんな絵本
「今日はこれからうしに登ります。どのうしにしようかな?」
男は無事「うしとざん」ができるでしょうか。
つかんで ぎゅ! つかんで ぎゅ! 短い前あしの毛をつかんで登ります。
ようやくたどり着いたうしの背中には、なにが待っているのでしょう。。
うしに登って下りてくる、著者の魅力が詰まったへんてこりんな脱力ストーリー。何度も読むうちに、なんか気になって手放せない、そんな絵本の登場です。

うしとざん | 小学館 (shogakukan.co.jp)

翻訳作品賞

『ウサギとぼくのこまった毎日』
作・絵:ジュディス・カー
訳:こだまともこ

『おちゃのじかんにきたとら』で知られる
英国の人気作家ジュディス・カーが最後に遺した、ほのぼのとした物語。
もうすぐ、クリスマス。
トミーは、お父さんとお母さんから、
新しい自転車をもらうのを楽しみにしていた。
そんなある日、トミーは学校にいたウサギを
しばらくのあいだ、うちであずかることになった。
でもその日から、うちのなかでは、
悪いことがつづけて起こって大さわぎ!
ウサギは、「のろわれたウサギ」なのだろうか? 
それとも…?
さわぎを起こすウサギをめぐって、
少年の家族とそのまわりの親しい人たちとの交流を描く、ほのぼのとした物語。

ウサギとぼくのこまった毎日 – 徳間書店 (tokuma.jp)

『ありがとう、アーモ!』
文・絵:オーゲ・モーラ
訳:三原泉

うわあ、おいしそうな におい!
シチューのにおいを かぎつけた
近所の ひとたちは、つぎつぎに 
アーモ(おばあちゃん)のアパートに やってきた。
その ひとりひとりに
きまえよく シチューを
わけてあげたのだけど……。
アーモ、そんなに あげちゃって
だいじょうぶ?
わかちあいの こころが あざやかに
えがかれた、あたたかい ものがたり。

鈴木出版 Suzuki Publishing (suzuki-syuppan.co.jp)

結果引用:https://www.eventsankei.jp/child_award/

第50回 児童文芸新人賞

日本児童文芸家協会が1年間に出版された新人作家による優れた作品を表彰する文学賞。

『みつきの雪』 眞島めいり

 信州の村にすむ小学五年生の少女・満希は、都会からの山村留学生、行人と気の合う友人へとなっていく。
やがてふたりは同じ高校に進んだが、満希は地元で農家を継ぐことになり、行人は遠くの医大への進学を希望していた。
卒業式前日、中学時代にふたりで訪れた村の図書館で、行人は山村留学を選んだ理由を初めて語り始める。「第21回ちゅうでん児童文学賞」大賞受賞作品。

『みつきの雪』(眞島 めいり,牧野 千穂)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

『「保健室経由、かねやま本館。」シリーズ』 松素めぐり

ずっとクラスの人気者として生きてきた中学生の佐藤まえみ(通称:サーマ)。父親の異動に伴い、夢の東京生活がはじまった。東京生活になじめなかったのか兄の慈恵(じけい)は突然不登校に。サーマは東京でもうまくやっていけるって信じてたけど、「サーマって、なんていうか……ちょっとしんどい」と、仲良しグループにはじかれて……。
学校に行きたくないけど、両親に心配されるから休みたくもない。
葛藤しながら保健室に向かい、扉に手をかけようとした瞬間。
「ちょっとちょっと、あんたはこっち!」
手招きしてきた不気味な白衣のオバさん・銀山先生に導かれ、いぶかしみながらも保健室の隣の【第二保健室】で休むことに。その地下にあったのは、中学生専門の湯治場「かねやま本館」だったーー。
銀山先生って何者? かねやま本館って何? 温泉には効能が? 
「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。

『保健室経由、かねやま本館。』(松素めぐり,おとないちあき)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

結果引用:協会各賞 / 日本児童文芸家協会 (jidoubungei.jp)

第3回 児童文芸ノンフィクション文学賞

日本児童文芸家協会が主催する、優れた児童向けノンフィクション作品を表彰する賞。

『災害にあったペットを救え 獣医師チームVMAT』 高橋うらら

災害時にペットの診療をおこなう獣医師チーム「VMAT」が注目されています。2016年の熊本地震で初めて出動をはたしました。VMATはどのようにしてできたのでしょうか? どんな活動をしているのでしょうか?

災害にあったペットを救え 獣医師チームVMAT (ノンフィクション・いまを変えるチカラ) : 高橋うらら – 小峰書店 (komineshoten.co.jp)

結果引用:協会各賞 / 日本児童文芸家協会 (jidoubungei.jp)

第11回 集英社みらい文庫大賞

集英社主催の公募文学賞。

『ナイショの交換日記』 汐月うた

美桜は空想好きでのんびりやの女の子。
ある日、空想の友だちのモモにあてて書いた交換日記を、
まちがえてクラスの人気者の間宮くんのげた箱に入れちゃった! 
次の日、げた箱をのぞくと、そのノートには間宮くんからの返事が!! 
「オレとこのまま交換日記してみない?」
美桜は「ミィ」と名乗って、間宮くんと交換日記をすることになり……!?
ドキドキ……だれにもひみつの関係がはじまるーー!

キミにはないしょ! あて先ちがい!?の交換日記 | 集英社みらい文庫 (miraibunko.jp)

結果引用:https://miraibunko.jp/award/result_n11.html

第70回 小学館児童出版文化賞

小学館が主催する児童文学賞。

『うしとざん』 高畠那生

なんか気になる、へんてこりんな絵本
「今日はこれからうしに登ります。どのうしにしようかな?」
男は無事「うしとざん」ができるでしょうか。
つかんで ぎゅ! つかんで ぎゅ! 短い前あしの毛をつかんで登ります。
ようやくたどり着いたうしの背中には、なにが待っているのでしょう。。
うしに登って下りてくる、著者の魅力が詰まったへんてこりんな脱力ストーリー。何度も読むうちに、なんか気になって手放せない、そんな絵本の登場です。

うしとざん | 小学館 (shogakukan.co.jp)

結果引用:https://www.shogakukan.co.jp/news/403698

第20回 長編児童文学新人賞

日本児童文学者協会と小峰書店が主催する公募型の新人文学賞。

『ベランダ』 四月猫あらし

中学受験を控える小学6年の颯(はやて)には、親友にも話せない秘密があった。たびたび暴力をふるう父。父親の顔色をうかがい見て見ぬふりの母。そして怒りや恐怖を栄養に体内を蝕んでいく自分自身のどす黒い感情。そんな時、颯は見てしまう。向かいのアパートの部屋。だれもいないはずの真っ暗なベランダに、じっとひざを抱えて泣いている女の子のすがたを……。

ベランダのあの子 : 四月猫あらし – 小峰書店 (komineshoten.co.jp)

結果引用:http://jibunkyo.main.jp/index.php/s/prize/archives/111

第37回 坪田譲治文学賞

坪田譲治を記念し、岡山市が制定した文学賞。大人も子どもも共有できる作品を選ぶ。

『旅する練習』 乗代雄介

第34回三島由紀夫賞、第37回坪田譲治文学賞、ダブル受賞!
中学入学を前にしたサッカー少女と、小説家の叔父。
2020年、コロナ禍で予定がなくなった春休み、
ふたりは利根川沿いに、徒歩で千葉の我孫子から鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出る。
ロード・ノベルの傑作! 第164回芥川賞候補作。
「この旅のおかげでそれがわかったの。
本当に大切なことを見つけて、
それに自分を合わせて生きるのって、
すっごく楽しい」(本書より)

『旅する練習』(乗代 雄介)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

結果引用:https://www.city.okayama.jp/bungaku/0000034740.html

第37回 日産 童話と絵本のグランプリ

日産の名を冠したアマチュア作家を対象とした創作童話と絵本のコンテスト。

絵本の部 大賞

『マロングラッセ』 だるまもり

大好きなマロングラッセを買った主人公。 ところが、クマにぶつかってマロングラッセはちらばり、頭にはタンコブが! イタイイタイとむかった先は・・・・・・。 人と動物が共存する世界を、独創的な表現で描いた楽しい絵本。 第37回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作。 3歳から

BL出版 (blg.co.jp)

結果引用:https://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/FAIRYTALE/PRIZE/

第26回 日本絵本賞

全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する、日本国内で出版された絵本に贈られる賞。

受賞作

『こどもたちは まっている』 荒井良二

今日も水平線から日が昇る。いつもの風景、季節の移ろい、突然の雨、特別な夜。
繰り返す日々のなかで、みんな、いつもなにかを待っている。
船が通るのを、貨物列車を、雨上がりを、夜明けを……。

亜紀書房 – 亜紀書房えほんシリーズ〈あき箱〉3 こどもたちは まっている (akishobo.com)

『このかみなあに?:トイレットペーパーのはなし』 谷内つねお

トイレットペーパーはすごい紙なんだ!
毎日お世話になっているのに、あまりにみぢかすぎて注目されない紙、トイレットペーパー。でも、子どもたちはちがいます。廊下を転がしてみたり、体に巻いてみたりと……つい遊んで叱られたりしてしまいます。いろいろな特徴があるので、好奇心をくすぐられるのでしょう。ロール状に巻いてあって、薄くて長くて柔らかい、などなど……トイレットペーパーは普通の紙にはない特徴をもっています。人間の叡智が詰まっているのです。

このかみなあに?|福音館書店 (fukuinkan.co.jp)

『ぼくがふえをふいたら』 阿部海太

フルーーフルーー……笛の音は風にのり、彼方にこだまして、眠るだれかをよびおこす。タタ、タタ、カチャ、ケチャ、ビーン、ビーン……!重なり広がり響きあい、音は喜びに満ちていく。圧倒的な画力とみずみずしい感性で絵本の新境地に挑む画家・阿部海太が描く、音楽のうまれる神秘的な瞬間。心地よい余韻がのこる絵本。

ぼくがふえをふいたら – 岩波書店 (iwanami.co.jp)

日本絵本賞翻訳絵本賞

『虫ガール:ほんとうにあったおはなし』 
作:マーガレット・マクナマラ、ソフィア・スペンサー
絵:ケラスコエット
訳:福本 友美子

ちいさな頃から虫が大好きなソフィア。
幼稚園の間は人気者でしたが、小学校に入ると、
虫が好きなことが原因でいじめにあうように…。
すっかり落ち込んでしまい、「虫をお休みする」と
言うソフィアを見かねたお母さんが、ソフィアをはげまそうと
昆虫学者のグループに1通のメールを出しました。
すると、世界中の昆虫学者から、ソフィアにぞくぞくとメッセージが!
虫が好きな人が世界にたくさんいること、
さらに女性の研究者もたくさんいることに勇気づけられたソフィア。
「虫を好きだっていいんだ!」
多くの人の励ましで、自信を取り戻したソフィアの実話。

虫ガール – 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。 (iwasakishoten.co.jp)

結果引用:https://www.j-sla.or.jp/contest/ehon/26.html

第61回 日本児童文学者協会賞

日本児童文学者協会が、児童文学の創作、評論・研究の優れた単行本を表彰する賞。

『拝啓パンクスノットデッドさま』
作:石川宏千花
装画:西川真以子

 高校1年生の晴己は、中学2年生の弟・右哉と多摩地区のはずれのはずれにある古アパートで暮らしている。たまにしか帰ってこない母親の代わりに、アルバイトで生活費を稼ぎ、弟との生活を回していく晴己。お金も、時間も足りなければ、明日だってくるかどうかわからない。そんなギリギリの生活をおくる兄弟には、親代わりになって二人を世話してくれた母親の友人、しんちゃんから教わった、心の支えとなる音楽・パンクロックと、「いつか兄弟でバンドを組む」という夢があった……

拝啓パンクスノットデッドさま | くもん出版 (kumonshuppan.com)

『万葉と令和をつなぐアキアカネ』 山口進

赤トンボ(アキアカネ)が絶滅の危機にあると言われています。その一方で毎年大発生している所もあるそうです。著者はその謎を解くため、新潟県に米作りの達人を訪ねます。

万葉と令和をつなぐアキアカネ – 株式会社岩崎書店 このサイトは、子どもの本の岩崎書店のサイトです。 (iwasakishoten.co.jp)

結果引用:http://jibunkyo.main.jp/index.php/s/release/archives/5

第54回 日本児童文学者協会新人賞

日本児童文学者協会が児童文学の創作、評論・研究の新しい書き手の単行本作品に対して毎年与える賞。

『ハジメテヒラク』 こまつあやこ

『おはようございます。実況はわたし、出席番号三十三番、綿野あみがお送りいたします。』
ひそかな趣味は脳内実況!そんなわたしがなぜか生け花部に……。2019年度中学入試最多出題作『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』で講談社児童文学新人賞受賞のこまつあやこ氏、待望の2作目。
ユーモラスで爽やかな青春小説!

「あ、いえ、そうじゃなくて、生け花ってふつう……」
女の子がやるものじゃないんですか?
その言葉が喉(のど)から出かかってわたしははっとした。
【実況ってふつう男性がやるもんだろ】
むかし、おとうさんが早月ちゃんに向けた言葉が蘇る。
ダメだ。同じようなことはいいたくない。──本文より。

『ハジメテヒラク』(こまつ あやこ)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

結果引用:http://jibunkyo.main.jp/index.php/s/release/archives/5

第45回 日本児童文芸家協会賞

日本児童文芸家協会が、1年間に出版された協会会員の作品の中から、最優秀と認めた著作に与える賞。

『「恋ポテ」シリーズ』 神戸遥真

憧れの先輩の後をつけ、たどり着いたEバーガー千葉中央駅前店の裏口。出てきた店長にバイトの面接と勘違いされた優芽は・・・
第一巻「恋とポテトと夏休み」、第二巻「恋とポテトと文化祭」、第三巻「恋とポテトとクリスマス」と続きます。

「ちゃんと言えるよな?」
 すごむような口調の源くんは、ダークグレーの半袖シャツに黒のパンツスタイル、頭には赤と緑の音符の刺繍があるバイザーというEバーガーの制服姿だ。
 そしてその格好はそのまま、今の私の格好でもある。
 どこからどう見ても、カウンターの中にいる私は今、このお店の店員以外の何ものでもない。
 補充用に持ってきたペーパーナプキンの束で、源くんは今にもどついてきそうな形相だし……。
 私は思いっ切り深呼吸をし、教えてもらったばかりの挨拶を口にする。
「――いいいいらっしゃい、ませ、おはようございますっ!」本文より。

『恋とポテトと夏休み Eバーガー1』(神戸 遥真,おとない ちあき)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

『雷のあとに』
作:中山聖子
絵:岡本よしろう

お母さんは睦子を「真面目ないい子」にさせたがる。歩くたびに光の粒を撒き散らすような同級生たちと睦子との距離は、年を経るごとに広がっていく。
ハルおじさんと過ごす時間が、睦子の支えだった。それは、ハルおじさんが死んでしまった今でも―。

雷のあとに | 文研出版 – 新興出版社啓林館 (shinko-keirin.co.jp)

特別賞

『「はじめての行事えほん」シリーズ』 すとうあさえ

日本の伝統行事をやさしく伝える絵本シリーズ!お正月、節分、端午の節句など暮らしに身近な行事に興味をもちはじめた子どもたちが楽しめる絵本です。

はじめての行事えほん パート1(既6巻) – ほるぷ出版 こどもの本のほるぷ出版 (holp-pub.co.jp)

結果引用:https://jidoubungei.jp/cn9/

第59回 野間児童文芸賞

講談社創業者「野間清治」の遺志によって設立された文学賞。児童向けの文学やノンフィクションの中から年に一、二作選ばれる。

『わたし、パリにいったの』 たかどの ほうこ

はなちゃんとめめちゃんは、仲よし姉妹。
ふたりは、はなちゃんとお父さんとお母さんがパリにいったときの
アルバムを見るのが大好き。
いもうとのめめちゃんは、その旅行のとき、まだお母さんのおなかにいたはずなのに、
そのときのことをとってもよく知っていて……。
チャーミングで心あたたまる、楽しい絵童話です。

わたし、パリにいったの | 教文館ナルニア国 (kyobunkwan.co.jp)

結果引用:https://www.kodansha.co.jp/award/noma_j.html

第31回 ひろすけ童話賞

浜田廣介を記念し、山形高畠町、高畠町教育委員会、浜田廣介記念館、日本児童文芸家協会主催で行われる賞。

『きみひろくん』 いとうみく

小学校2年生のぼくには、きみひろくんという友だちがいる。きみひろくんは、スポーツも勉強もできる優等生で、同級生だけでなく、保護者や先生までもが、きみひろくんのことを大すきで、尊敬している。
でも、そんなきみひろくんには、「ぼくにだけうそをつく」という、ちょっと困ったところがある。きみひろくんのうそは、だれも傷つけないし、ちょっと笑っちゃうようなうそだから、ぼくはいちいち、指摘なんかしなかったけれど……。
きみひろくんとぼく。ふたりの物語をとおして、読者に「友だち」や「家族」について考えるきっかけを与える児童文学です。
作品の世界を見事に描いた中田いくみさんによる挿絵を見開きごとに載せているので、最後まで楽しく物語を読みすすめることができます。

きみひろくん | くもん出版 (kumonshuppan.com)

結果引用:https://jidoubungei.jp/cn9/hirosukedouwasyou.html

第25回 三越左千夫少年詩賞

三越左千夫の名を冠し、日本児童文学者協会が主催する文学賞。

『うたうかたつむり』 野田沙織

著者略歴 野田沙織(のださおり)

一九七九年三月二日、東京生まれ。福岡で育つ。九州大学文学部卒業。在学中に「詩の少年・詩の少女」入賞。卒業後は図書館司書として働く。同人誌「マグノリアの木」「みみずく」に参加。児童文学誌「ネバーランド」「ざわざわ」「少年詩の学校」などにも詩やエッセイを発表。二〇二〇年七月七日、病気にて急逝。享年四十一歳。

四季の森社: うたうかたつむりの検索結果 (sikinomorisya.blogspot.com)

結果引用:http://jibunkyo.main.jp/index.php/s/release/archives/5

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。

受賞作,特集

Posted by dorasyo329