【書評・紹介】『ぼくのオキちゃん』 藤子・F・不二雄
海洋博に遊びに来た主人公は、不思議なパビリオンへと迷い込む
海と未来を描いたSF短編
| ストーリー | |
| 絵 | |
| キャラクター | |
| 電子書籍 | 有り |
あらすじ
海洋博を訪れた少年。
そこで少年は、不思議なパビリオン「海洋夢見館」に迷い込む。
潜水艦に乗り込み向かった先は、なんと100年後の海だった。。。
書評
藤子・F・不二雄先生のSF短編の一作。
『ぼくのオキちゃん』です。
沖縄国際海洋博覧会。
ご存知でしょうか?
私は知りませんでした。
沖縄返還の3年後、1975年に開催された国際博覧会です。
タイトルにもなっている『オキちゃん』は海洋博のマスコットキャラクター。
恐らく、この海洋博を舞台として描いたすこしふしぎな物語です。
と、言っても、ストーリーとしてはあんまりでした。
端的に言ってしまえば、ひょんなことからタイムスリップした少年が未来(21世紀)の海へと迷い込むという物語。
他に何か軸となるストーリーはありません。
未来に思いを馳せる作品です。
ただ、そうした未来の描写も多くあるわけではありません。
そういう意味で、未来を想像する作品としても何か物足りないかなあと。
いずれにせよ、1975年時点。
今から50年前の世界ではどんなことが想像されていたのかがわかる作品ではあります。
これらの未来は、2075年に本当に訪れるのか。
個人的には厳しいような気もしますが、どうでしょう。
科学技術でいえば、ここ最近のパラダイムシフトは全てIT関連でしか起きていないように思えます。
スマートフォンの普及、そして「ChatGPT」などの登場でやっと身近になってきたAI技術。
しかし、本作で描かれるのは海。
要は生物学と化学の領域。
こんな世界が訪れるのはいつになるのだろう。
そんな風に感じる作品でした。
藤子・F・不二雄が描く未来の海。
是非お読みください!
単行本
以下、短編の一つとして収録。
電子書籍
以下、短編の一つとして収録。
dorasyo329
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