【書評・紹介】『か「」く「」し「」ご「」と「』 住野よる、二駅ずい
少しだけ特別なちからをもった5人が織り成す青春物語のコミック版
| ストーリー | |
| 絵 | |
| キャラクター | |
| 温かさ | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
あらすじ
『君の膵臓をたべたい』著者がおくる、不思議なちからを持った5人の男女の青春群像劇、待望のコミカライズ
住野よる/原作、二駅ずい/漫画 『か「」く「」し「」ご「」と「 2巻』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)
書評
頭の上にその時考えていることによって「?」や「!」、「…」が浮かんでいるのが見える少年。
相手が抱いている感情が心臓のところに見えるバーによってわかる少女。
1,2,3,4と心のリズムが見える少女。
相手の感情が「♥」や「♠︎」で見える少年。
人の恋心が矢印で見える少女。
人の心が見えるというかくしごとを持った少年少女5人が織り成す青春の物語。
とっても心が温かくなる作品です。
この作品の主人公の五人はそれぞれに相手の感情や心がわかる不思議なちからを隠し持っています。この設定があることで、所謂言葉にしてくれないとわからないというすれ違いの流れではなく、どうしてこういう感情を抱いているのだろうという風にストーリーは展開されていきます。
相手の感情や気持ちが見えるからこそ、相手の感情や気持ちに敏感となって、結果として温かい物語になっているのだと思います。
そして漫画ならではのいいところがとても活かされている作品でもあります。
相手の心情が目に見える不思議なちから。それを読者も目にすることができます。
ただ一方で、このニ駅ずい先生の絵柄がこの作品に本当に合っているのかという点で、私は疑問符がつきました。小説版から本作を読んだ私としては、小説版の表紙絵を担当されたいつか先生のような柔らかい絵柄の方が、この優しく温かい作品には合っているのではないかと。そこが引っかかってやや低評価をつけました。
もちろん絵の感じ方は人それぞれ。このタッチが好きという方もおられるでしょう。
それでもやはり私はコミックよりは小説版をおすすめしたかったりします。
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