【書評・紹介】『剥かせて!竜ケ崎さん 1~4』 一智和智
「爬虫類女子」と「爬虫類大好き変態男子」が織りなすラブコメディ!
| ストーリー | |
| 絵 | |
| キャラクター | |
| 変態度 | |
| 独自性 | |
| ラブコメ度 | |
| 電子書籍 | 有り |
あらすじ
同じクラスの竜ケ崎さんはリザードマンなので、年に何度か脱皮をするそうだ。そして、それは突然やってくるらしい。
剥かせて!竜ケ崎さん 1|ガルドコミックス情報 (over-lap.co.jp)
彼女の“皮”を回収した僕は、その皮で――
脱皮する彼女と、彼女の皮が欲しくてたまらない少年の、【脱皮系】偏愛ラブコメ!
――ぼくはリザードマンの女の子の抜け殻に興奮するド変態です。ほんとうにごめんなさい。
書評
竜ケ崎さんはリザードマン。
いわゆる亜人で、爬虫類の特徴を持っている。
遊上くんは変態。
爬虫類が大好きすぎる高校生。
そんな2人のラブコメ?です。
まずは、亜人について。
見た目は基本的にヒトであるものの、ある種や綱の特徴も併せ持つ人のこと。
例えば竜ケ崎さんは、爬虫類の特徴を併せ持っている。
1巻の表紙のように脱皮をしたり、
2巻の表紙のように瞬膜があったり、
3巻の表紙のように尻尾を出すことができたり。
亜人保護局という行政の部局もある模様。
爬虫類の特徴についても科学的に説明されているあたり、亜人の論理的根拠もありそうだということでファンタジーではなく、SFを付けました。
そんな亜人、リザードマンである竜ケ崎さんがいる世界。
遊上くんは爬虫類が大好きですから、当然竜ケ崎さんにも興味があるわけで……。
ある日、遂に遊上くんは竜ケ崎さんの脱皮した皮を入手。
自室で組み立て復元に成功します。
しかし、竜ケ崎さんにバレてしまい……。
なわけですが結論としては、竜ケ崎さんは遊上くんのことが好きです。
というわけで、2人は結ばれハッピーエンド!
とはなりません!
ならないんです!
前述の通り、竜ケ崎さんは遊上くんのことが好き。
一方で、遊上くんは爬虫類が好き。
ぼくはリザードマンの女の子の抜け殻に興奮するド変態です。
剥かせて!竜ケ崎さん 1|ガルドコミックス情報 (over-lap.co.jp)
とあるように、彼が興奮するのは竜ケ崎さんではなく、竜ケ崎さんの抜け殻。
もう一度言います。
遊上くんは変態です。
そんな本作。
1つ目のオススメポイントは、
何度でも言います。
遊上くんは変態です。
遊上くん →→→ 竜ケ崎さん(抜け殻)
竜ケ崎さん(本体) →→→ 遊上くん
双方向になりそうでならない2人の矢印。
竜ケ崎さんの恋が実る日は果たして来るのか?
オススメです。
2つ目のオススメポイントは、
何度でも、何度でも言います。
遊上くんは変態です。
常軌を逸した爬虫類好きの変態です。
竜ケ崎さんの脱皮した抜け殻に興奮する変態です。
読めば読むほど遊上くんの変態ぶりがわかります。
でも、その変態ぶりが良い!
一智和智先生の描く変態は最高です!
この常軌を逸した秀逸な変態を描かせたら右に出る作家など恐らくいません。
読み進めるほどに愛着が湧いてくる変態。
噛めば噛むほど味が出てくる変態。
最高です。
3つ目のオススメポイントは、
漫画にしてはかなり専門的な生物学的用語が頻繁に出てきます。
この作品を読むだけで爬虫類に関して結構詳しくなれます。
そして読者の中からきっと遊上くんのような変態が生まれるはず……!
爬虫類の入門書としても良いかもしれない作品です。
リザードマンの女子高生と
その女子高生の抜け殻が好きな変態高校生が織りなすラブコメディ!
是非お読みください!
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