【書評・紹介】『銀河英雄伝説6 飛翔篇』 田中芳樹

2022年9月4日小説,SF小説,星雲賞,続きが気になって夜も眠れなくなる物語,戦記小説アニメ映画,映画(実写),テレビアニメ,田中芳樹,星野之宣

物語は遂に地球へ
そんな中、皇帝に即位したラインハルトと
退役し新婚生活を送るヤンに忍び寄る影

著者:田中芳樹
イラスト:星野之宣

既刊のネタバレを含みます!
1巻はこちら。

ストーリー
描写
キャラクター
続きが気になる度
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ、OVA、アニメ映画、外伝、実写映画、オーディオブック、演劇、ゲーム、ミュージカル
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あらすじ

今や至尊の冠を戴く存在となったラインハルトを襲う暗殺事件。各処で暗躍する〈地球教団〉の差し金と知り、ラインハルトは彼らの聖地たる地球に軍を派遣する。一方、悠々自適の退役生活を楽しむヤンも、己の周囲に監視網が巡らされていることに気づく。やがてある日、彼の元を黒服に身を包んだ男たちが訪れた。一度は平穏の時を迎えた銀河は、再び動乱に呑まれようとしていた。解説=田原正利

銀河英雄伝説〈6〉 飛翔篇 – 田中芳樹|東京創元社 (tsogen.co.jp)

受賞歴

第19回星雲賞 受賞

書評

歴史に残る屈指の名作。
『銀河英雄伝説』、略して「銀英伝」の第6巻です。

ラインハルトヤン
2人の3度目ともなる直接対決は、予期せぬ形で終わりを迎え、
自由惑星同盟が帝国の軍門に降った第5巻。

6巻は打って変わって主に3つの物語から構成されます。

1つ目は、

皇帝に即位したラインハルト

遂に宇宙を手に入れたラインハルト
しかし、彼の歩みは止まりません。

そんな中、1つの事件が起こります。
あらすじの通り、裏にいるのは"地球教“。

そして、実行犯はあの人物。。。

2つ目は、

その地球教

フェザーンの駐在中に地球教の一部を垣間見たユリアン
6巻にして遂に、我らが故郷たる地球へと舞台が移ります。

銀英伝の世界の地球はどうなっているのか。
地球教とは一体何なのか。

今まで謎に包まれてきた地球教に迫る物語です。

そして3つ目は、

戦の女神に愛されすぎたヤン・ウェンリー

5巻でラインハルトに語っていたように念願の退役を果たし、悠悠自適の年金生活、そして新婚生活を送るヤン提督。

しかし、戦いの女神はヤン提督を離しません。

素晴らしき自由と平穏はやはりヤン・ウェンリーには似合わない。

英雄が生きるのはやはり戦場です。

さて、そんな6巻ですが、1人重要人物が登場します。
その名も、カーテローゼ・フォン・クロイツェル

はてさて、物語の中でどんな役割を担うのか。
お楽しみに!

1~5巻を前半とするならば、この6巻は前半と後半の橋渡しを担う巻と言えるでしょう。

終わったはずの物語が動き出す6巻。
是非お読みください!

紙書籍

マッグガーデン・ノベルズ(2018年)

創元SF文庫(2007年)

徳間デュアル文庫(2001年)

徳間文庫(1997年)

トクマ・ノベルズ(1985年)

電子書籍

全巻セット

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。