【書評・紹介】『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #05』 枯野瑛
2番浮遊島に何があったのか。ネフレン達は今どうしているのか。
物語の舞台が整うまで後少し。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 続きが気になる度 | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック |
あらすじ
アニメで話題騒然!! 涙と希望を受け継いだ、次代妖精による第2部!
その日、2番浮遊島は完全に沈黙した。遺跡兵装(ダグウェポン)モウルネンの真実を知るべく、護翼軍司令本部に忍び込んだ元四位武官フェオドール。
「終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?#05」 枯野 瑛[角川スニーカー文庫] – KADOKAWA
彼の前に立ちはだかったのは、かつての妖精兵ノフト・カロ・オラシオンだった。
昏倒して目覚めない堕鬼種(インプ)を前に、自分の存在がある限り、彼は永遠に救われないのだと知るラキシュ。
「わかってるんでしょう? あなたがそばにいるだけで、あの子は死に近づいていく」
別れを告げた妖精兵の思考を埋めるのは数多の言葉の断片――あの夜の記憶。
受賞歴
第53回 星雲賞 ノミネート
書評
竚む2人。
ノフトとラーントルク。
後輩達がその命を燃やそうとしている中、2人の先輩は……?
すかもか第5巻です。
マゴメダリを巡るあれこれが描かれた第4巻。
ラキシュとフェオドールの眼の力について明かされた第4巻。
いろいろなことが明らかになりそうで、まだ明らかにならなかった第4巻。
第5巻はその続き。
まず明らかになるのは
すかすか5巻で描かれたある種の希望とも呼べる展開。
大賢者が妖精と出会い、
エルクとカーマインレイクが浮遊大陸群でイーボンキャンドルと再会し、
ヴィレムがその命を使って妖精の居場所を作り、
ネフレンがそんな彼の傍にいる。
しかし、5年の月日が経ち、事態は好転するどころか悪化の一方。
すかすか5巻から5年、ネフレンは?大賢者は?神々は?
今どうしているの?
本巻の第1章は、
『はじまりの話』- unknown beast –
すかすか5巻の後、ネフレン達に起きたことが明かされます。
そんなすかもか5巻、1つ目のオススメポイントは、
ティアット、マルゴ(スパーダ)、ラキシュ。
お互いがお互いを大嫌いと言い合い邪魔をしあう、ラキシュとフェオドール。
お互いがお互いに合わせる顔がないと言い、とても近くにいながらも遠くにいるマルゴとフェオドール。
眼の力によって結ばれ、瞳の力によって引き離されようとしているラキシュとフェオドール。
因果は巡ります。
なんと言いましょうか。
3年前になにがあったのかも、フェオドールと少女達の関係も、オデットの暗躍も、
因果って残酷だなあと。
終末を描く作品だとわかってはいながらも、かなり心にくる。
すかすか5巻で描かれた一縷の望み。
あれから5年でどうしてこんなことに。
もし今、ヴィレムとクトリがいたら。
いろいろなことに思いを馳せさせられ、考えさせられる。
そんな第5巻です。
是非お読み下さい!
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