【書評・紹介】『日和ちゃんのお願いは絶対』 岬鷺宮

2022年8月19日小説,セカイ系(小説),NL(HL、異性愛),高校生(青春),高校生(恋愛),ローファンタジー,終末もの(小説),青春小説,ファンタジー,ライトノベル,恋愛小説岬鷺宮,堀泉インコ,広島

どんな「お願い」でも叶えられる葉群日和
ニュースとゲームが好きなただの高校生頃橋深春
崩壊が進む世界の中で紡がれる二人の恋の物語

著者:岬鷺宮
イラスト:堀泉インコ

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ストーリー
描写
キャラクター
結末が気になる度
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック
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あらすじ

「――わたしのお願いは、絶対なの」

 どんな「お願い」でも叶えられる葉群日和。始まるはずじゃなかった彼女との恋は、俺の人生を、世界すべてを、決定的に変えていく――。

 ほんわかしていて、かわいくて、どこかちょっと流されがちで。

 それなのに、聞いてしまえば誰も逆らう気になどなれない「お願い」の力を持つ日和と、ただの一般人なのにその運命に付き添うことになってしまった俺。

「――でも、もう忘れてください」

 世界なんて案外簡単に壊れてしまうのに、俺たちの恋だけが、どうしても終わってくれない――。

 これは終われないセカイの、もしかして、最後の恋物語。

日和ちゃんのお願いは絶対 | 書籍情報 | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト (dengekibunko.jp)

書評

この作品は、四国は広島、尾道を舞台に描かれる所謂セカイ系ライトノベルです。
ヒロイン葉群日和はあらすじの通り、「お願い」を聞いてしまえば誰も逆らえないという能力を持っています。
そして彼女はその能力を使って独裁国家の民主化やテロ組織を壊滅させるなど、「みんなが笑っていられる世界」を目指す活動をしていました。
しかし、そうした介入も焼け石に水。セカイは崩壊への一途を歩み続けます。
そんな日和から告白され付き合うことになった頃橋深春。
この物語は、壊れていく世界を舞台にお願いの能力をもった少女と普通の少年が恋をし、同年代のカップルと同じように色々なことを経験しながら恋愛を楽しむ、そんなお話です。

有史以来、人類は戦争、自然災害、ウイルスの蔓延など幾度も危機に直面してきました。
しかしそんな状況でも、人は出会い、恋をし、その命を繋いできました。
壊れていくセカイの中で生まれた二人の恋は一体どこへ向かうのか。

現実世界を舞台にしたTHEセカイ系。
是非お読みください。

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。