【書評・紹介】『日和ちゃんのお願いは絶対2』 岬鷺宮

2022年8月19日小説,セカイ系(小説),NL(HL、異性愛),高校生(青春),高校生(恋愛),ローファンタジー,終末もの(小説),青春小説,ファンタジー,ライトノベル,恋愛小説岬鷺宮,堀泉インコ,広島

世界の崩壊に挑む少女とその恋人の少年
とその少年の幼馴染
三角関係ってやつです

※1巻のネタバレを含みます。
1巻はこちら、コミック版はこちら

ストーリー
描写
キャラクター
幸福度
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック
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あらすじ

 俺と彼女――日和の恋は、続いている。

「お、おはよう。深春くん、卜部さん!」

 幼なじみの卜部絵莉。男勝りで気安くて、俺にとっては家族みたいな彼女とのつかの間の交流は、それでも日和の心に小さな影を落とし……

「……ねえ、わたし、邪魔かな?」

 やがて日和にそんな言葉を告げさせる。

 聞いてしまえば誰も逆らえない「お願い」の力。それを使って誰かの心は変えられても、自分までは騙せない。

 そしてそれは、この世界も同じ。

 海と山と坂の街、尾道。日常の中にあると思われていたこの街にも、俺と日和の恋にも――隠されていた崩壊の足音が少しずつ近づいていき、そして。

 これは壊れたまま終われないセカイの、もしかして、最後の恋物語。

日和ちゃんのお願いは絶対2 | 日和ちゃんのお願いは絶対 | 書籍情報 | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト (dengekibunko.jp)

書評

日和ちゃんシリーズ、2巻です。
今回のメインキャラクターは深春の幼馴染、卜部絵莉。
1巻で色々と示唆されながらも語られることのなかった三角関係?のお話です。

2巻はどちらかというとセカイ系云々よりも、この三角関係を描いたというイメージの方が強いです。いやまあそんなこと関係なく世界の崩壊は進んではいくんですけども…。

心地よい幼馴染の関係に突如として現れる恋人ぶがいしゃ。 恋愛小説の王道的展開ですね。
たとえ世界が崩壊への一途を辿っていたとしても、三角関係問題を避けて通ることはできないのです!

2巻は私としてはかなり軽いイメージの作品です。いや、ところどころ重たい話も描かれてはいるのですが、1巻そしてこの次巻である3巻と比べてしまうとまだまだ穏やかで幸せな展開だなあと。
ただ、その中でもこれから回収される、されていくであろう伏線がところどころに張られており…。

日和と卜部、二人は深春との関係、そしてそれぞれの関係にどう結論をつけるのか。
セカイ系×三角関係=2巻 是非お読みください。

日和ちゃんシリーズ
1巻はこちら、3巻はこちら、コミック版はこちら

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。