【書評・紹介】『転生したら剣でした 8』 棚架ユウ

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舞台は獣人国へ。
黒猫族の先達、そして村との出会いを描いた第8巻。

著者:棚架ユウ
イラスト:るろお

※既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら

ストーリー
描写
キャラクター
テンポの良さ
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ
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あらすじ

猫耳少女と共に剣としてその銘を異世界に刻み込め!ネット小説大賞受賞の無機物転生ファンタジー!
長い船旅も終わり、獣人国の港町へと辿り着いた師匠とフランは、フランと同じ黒猫族だと噂されている獣王リグディスの師匠と出会うため王都へと向かう。王都への抜け道に立ち塞がるように出現した魔物を難なく倒す二人だったが、その魔物を狙っていた白い獣人の少女が現れ、一触即発の雰囲気になってしまい、場を収めるための模擬戦を申し込まれてしまうのだが……。

MICRO MAGAZINE

受賞歴

第4回ネット小説大賞 受賞

書評

転生したら剣でした。第8巻です。

獣人国への船旅が描かれた7巻。
8巻は獣人国へと入ります。

新キャラ、ゲストキャラに関してはいつも通り。
深掘りすること無く、浅く触れて終わりという感じ。
魅力がどこにあるのかわからないまま去っていきます。

そんなことよりも、本巻はストーリー。
本作を読んでいて初めてストーリーに引き込まれたかもしれません。

その理由は、黒猫族の村が登場するから。
そして、黒猫族の先達・キアラも登場するから。
黒猫族、大集合です。

恐らくフランの旅の目的であろう、黒猫族の地位向上。

フランは進化を果たしました。
しかし、1匹が進化を果たしただけでは地位の向上など無理です。

フランに続く者が現れること。
ひいては、黒猫族だけで脅威度S以上の邪人もしくは邪神の眷属を倒すこと。

その第一歩が踏み出されたのです。

やっと求めていた話が描かれたという感じでしょうか。
これでやっと、フランが旅をする理由に共感できます。

そして、共感できるからこそ、戦闘にも引き込まれるというもの。

8巻の戦いはすごいです。
過去最高です。
手に汗握る戦いです。

7巻がつまらなかった分、8巻で一気に面白さが来たというか。
今まで我慢して読んできていた甲斐があったというか。

新キャラの魅力と、前半のいつも通りの展開。
それがなければ、もっと良かったのですが、求めすぎでしょう。

黒猫族の先達、そして村との出会いを描いた第8巻。
是非お読みください!

全巻セット

単行本

電子書籍