【書評・紹介】『魔法科高校の劣等生 9 来訪者編<上>』 佐島勤
北米から突如やってきた転校生
彼女の目的、そして次々と起こる事件
既刊のネタバレを含みます。
第1巻はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、TVアニメ、アニメ映画、ゲーム |
あらすじ
一学年度の部、最終エピソード! 金髪碧眼の魔法師・リーナ登場!
「魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上>」 佐島 勤[電撃文庫] – KADOKAWA
深雪のクラスメイトである北山雫が、USNA(北アメリカ大陸合衆国)に留学することになった。
この時代、ハイレベルの魔法師は、遺伝子の流出=軍事資源の流出を避ける為に、政府によって海外渡航を制限(禁止)されている。にもかかわらず許可された理由、それは交換留学だからだ。
アンジェリーナ=クドウ=シールズ。雫がアメリカに渡り、入れ替わりで魔法科高校に入学したのは、金髪碧眼の留学生。彼女を見た達也は、瞬時にその『正体』に気づく。
リーナの本当の姿、それは大規模破壊兵器に匹敵する戦略級魔法師「十三使徒」の一人、USNAの魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジー・シリウス少佐。
魔法科高校にやってきた米軍最強の魔法師という火の粉を、司波達也はどう振り払うのか――。
受賞歴
このライトノベルがすごい! 2020 2010年代総合ランキング 第8位
書評
シリーズ累計発行部数は2200万部突破の大人気シリーズ第9巻です。
三年前の司波兄妹の沖縄でのお話。
そして、四葉家の過去のお話。
過去の話が二つ書かれた<追憶編>。
9巻はその続き。
現代の物語。
まずは、新キャラ・アンジェリーナ=クドウ=シールズ。
通称・リーナ。
表紙に描かれた金髪碧眼の女の子。
留学生にして、北アメリカの魔法師部隊『スターズ』総隊長。
あれ?どこかで似たようなことしてる人がいたような……?
交換留学ということで、雫の出番は少なめです。
そんな9巻ですが、
話の主軸は達也の正体を探る外国のスパイ
ではありません!
では、話の主軸とは何なのか。
結構謎解き要素も多いのでお楽しみに。
しかし、この9巻はなんとも言ってもやはりリーナでしょう。
ちなみに10巻は<下>ではなく<中>。
ということで、この9巻は結構リーナという新キャラの紹介的要素が強いです。
言い換えれば、伏線を張る巻です。
そんな9巻ですが、個人的には結構科学要素強めかなと。
SF小説の要素として魔法技術が登場する本作ですが、導入の話もそうだし、来訪者編のキーもそうです。
この9巻で一つ喜ばしい点としては、インフレが抑えられているところでしょうか。
もちろん十三使徒が出てきている時点であれなのですが、7巻のアレに比べればほんと。。。
8巻ともども描かれる内容はともかく、表面上は落ち着いてきた印象です。
あるいは、7巻のハイパーインフレで感覚が鈍ってしまったのか。
何はともあれ、ゲストキャラたるミーナが予定調和をやや壊してくれる9巻です。
是非お読み下さい!
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