【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 11』 アネコユサギ

2022年8月19日小説,NL(HL、異性愛),ダークファンタジー,異世界もの,異世界転移(小説),動物ファンタジー,ハイファンタジー,高校生(恋愛),バトル・アクション,ファンタジー,復讐劇,冒険小説,ライトノベル,恋愛小説小説家になろう,弥南せいら,テレビアニメ,アネコユサギ

剣の勇者である錬の物語が終わりを迎えまた新たに始まる第11巻

盾の勇者の成り上がり11巻の表紙
著者:アネコユサギ
イラスト:弥南せいら

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。

シリーズの紹介はこちら!

ストーリー
描写
キャラクター
温かさ
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム
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あらすじ

形勢逆転! ダメ勇者に現実を教えてやれ!!

コロシアムでの決闘に勝利し、亜人の村の奴隷を取り戻した盾の勇者・尚文。
村に帰還すると、消息不明だった槍の勇者・元康の生存情報が伝えられる。彼を捕獲するため捜索に向かう尚文たちだったが、行き先では錬・元康・ビッチの修羅場が展開されていた!?
「お前を本気で信じてついてきた仲間にそんなことしか言えないとは……勇者どころか人間失格だな」
まったく更生する兆しのない勇者二人に、尚文がついにキレる!! そんな最中、尚文の命を狙う刺客が現れ、状況はますます混迷を極めていく……!?
過去の因縁に終止符を打て! 異世界リベンジファンタジー第十一弾スタート!

「盾の勇者の成り上がり 11」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA

書評

異世界転移系ライトノベルの第11巻です。

村の開拓の始まり、そしてサディナ姉さんという強力な仲間との出会いで終わった10巻。
11巻はその開拓の続きに加え、霊亀編以降描かれてこなかったあの三勇者の話が描かれます。

まずは新キャラの登場。
1人目は表紙右側の少女セイン。
実はもう既に登場していたり…?
謎キャラとして描かれながらもその心の内には背負うものあったり。そして何より可愛い。
とても魅力的なキャラクターです。
ちなみに抱えているぬいぐるみにも要注目です!

そして表紙には描かれていないのですが、他にも新キャラが2人。
フォウルとアトラという亜人の兄妹です。
種族は白虎。
どちらも魅力的なキャラではあるのですが、特にアトラが素晴らしく可愛い。
サディナ姉さんと共に色々と場を引っ掻き回してくれそうです。

というかライトノベルならどの作品にも大概言えることですけど、気が付けば尚文の周囲には可愛い子しかいないという。もちろん正妻はラフタリアだと思うのですが、当の尚文があれじゃあ。。。
サディナ姉さんとアトラの登場で少しはそっちの話が進んでくれることを祈りましょう。

そして話の本編はあらすじの通り三勇者のうちの2人。元康と錬です。
ただどちらかというと主役は錬。
三勇者の中では比較的まだマシな方の錬が今まで何を考えどう思っていたのかがカウンターパートであるエクレール、そしてカースシリーズも絡んで明かされていきます。
思い返せば6巻で錬とエクレールには色々ありましたからね。。。
剣の勇者たる錬の物語が終わり、そしてまた始まる巻と言っても過言ではないのがこの10巻です。

一方でもう1人の勇者、元康。
このキャラをどう評価するべきなのかかなり悩みました。
読めばお分かり頂けると思うのですが、キャラが完全に崩壊しています。
いや、道化という点では崩壊していないのでしょうが、それでも何というか。。。
真剣に考えていたら馬鹿らしくなっくるというか、気に留める必要もないかなという感じです。はい。(とか言いつつ伏線になったりしそうな気配もあったりなかったり…)

まとめるとフィトリアが望む理想の世界、理想の勇者らの関係が少し垣間見えるお話です。

そしてもう1つ、勇者の話ということもあってカースシリーズとは一体何かという2巻からの疑問に1つの答えが出る巻でもあります。
錬の今までの行動と共にカースシリーズ(憤怒の盾)のことも読み返した上で読むと更に面白いかもしれません。

盾の勇者の復讐劇がまた1つ区切りを迎え
剣の勇者である錬の物語が終わりまた始まる
新たな仲間と共に盾の勇者が歩みを進める第10巻
是非お読みください!

なお、アニメイトでは『盾の勇者の成り上がり』の全巻セットを12%ポイント還元で発売中です(2022年6月1日時点)。
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