【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 14』 アネコユサギ
クテンロウ編完結!
テレビアニメ化もされた異世界ファンタジー第14巻

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。
シリーズの紹介はこちら!
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム |
あらすじ
尚文、旧都に侵攻する!?
ラフタリアを狙う現天命を倒すべく、クテンロウの革命派と手を組んだ尚文。国の悪政による事件を解決し、着々と政府を追い詰めていくのだった。更に勢いをつけるべく、旧都への侵攻を決めた尚文は、クテンロウを裏から操る者の存在を知ることに……。
「盾の勇者の成り上がり 14」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA
「まあ良い。俺達は進むしかないんだ。やるしかない」
進軍を続ける一行に、政府が送り込んできたのはなんと、サディナの妹!? 血縁者達が相見えるクテンロウでの騒動に、盾の勇者はどう立ち向かって行くのか!
民衆を率いて革命を起こせ! 異世界成り上がりファンタジー第十四弾、ここに登場!!
書評
異世界転移系ライトノベルの第14巻です。
シルトヴェルトの平定、そしてクテンロウで反撃の狼煙を上げるところまでを描いた13巻。
14巻はその続き。クテンロウ編完結の巻です。
まずは新キャラ。
表紙中央やや左に描かれた美女。サディナは中央右に小さく描かれているのでサディナではありません。しかし髪の色、目の色がどことなく似ているような?
そして左上に描かれた巫女服の女性。こちらもラフタリアではありません。
では一体…?
クテンロウ編完結ということで、主役はもちろんラフタリアとサディナのクテンロウ組。
この2人の活躍を中心に物語は進みます。
そして物語のもう1つの軸となるのが13巻、水龍様の伝言で明かされた「精霊具の調停者」という存在。
この異世界の謎、クテンロウの歴史に迫っていく物語でもあります。
さらにもう1つ忘れてはいけないのが、遅々として進展がない尚文の恋愛面。
まず、14巻ではシリーズで初めてカラー口絵の代わりに13巻後の戦勝会の模様と、主要人物の相関図が載っています。
注目すべきはその相関図。ラフタリア、アトラ、サディナから尚文に向かう矢印です。
今までそれぞれが想う尚文への感情が描写されてきましたが、その感情が明確に言葉となって現れています。
そして相関図には描かれませんでしたが、11巻から仲間になったセイン。
14巻でも少ししか出番がありませんが、その分インパクトある尚文とのやり取りが描かれています。弥南せいら先生のイラストも添えられており、この部分は必見です。
仲間たちの関係性で言うと、アトラとフォウル、ラフタリアとフォウルの関係性にも少し変化が見られたり…?
その上で肝心のストーリーですが、13巻と同様の評価です。
面白いことには面白いですが、各勇者の更生が描かれた11巻・12巻と比べるとやはり。。。
このクテンロウ編の元々の目的は、ラフタリアに巫女服を着せるため→クテンロウの刺客に襲われないためにクテンロウを潰すことだったわけですが、気が付けば悪政を正すが主に移り変わっているように見受けられ、ある種軸がぶれてしまっていたり。
ストーリー自体もキャラ同士に因縁を持たせてはいますが、自分の受けた仕打ちに対する復讐劇の要素が強かった4巻、オストを失ってからの復讐を描いた9巻、と各章の完結巻と比べると、強い敵が出てきて倒すだけだけになってしまっているように感じました。
一方でキャラクターは味方敵方ともに溢れんばかりの魅力がありますし、十二分におすすめできる小説です。
クテンロウ編の完結感となる14巻。
是非お読みください!
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