【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 15』 アネコユサギ

2022年8月19日小説,NL(HL、異性愛),ダークファンタジー,異世界もの,異世界転移(小説),動物ファンタジー,ハイファンタジー,大人(恋愛),どんなに心が冷めている人でも絶対に涙を流す物語,戦記小説,バトル・アクション,ファンタジー,復讐劇,冒険小説,ライトノベル,恋愛小説小説家になろう,弥南せいら,テレビアニメ,アネコユサギ

遂に描かれる鳳凰との決戦
盾の勇者の成り上がりシリーズ第15巻

盾の勇者の成り上がり15巻の表紙

著者:アネコユサギ
イラスト:弥南せいら

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。

シリーズの紹介はこちら!

ストーリー
描写
キャラクター
感動度
独自性
落差が大きい度
予想を裏切られる度
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム
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あらすじ

とうとう現れた鳳凰! 予想外の大きすぎる代償とは!?

他国での騒動を乗り越えた盾の勇者尚文は、とうとう鳳凰戦を迎える。この日の為に丹念に準備をしてきた一行だったが、まさかの辛く苦しい展開が待っていた! 異世界成り上がりファンタジー第十五弾、ここに登場!!

「盾の勇者の成り上がり 15」 アネコ ユサギ[MFブックス](電子版) – KADOKAWA

書評

異世界転移系ライトノベルの第15巻です。

クテンロウ編が終わりを迎えた14巻。
15巻は騒動を終え村に帰ってきてからの物語です。
前半はラフちゃんがラフラフしたりの日常?
中盤からは頭のおかしいぶっ壊れた槍の勇者が出てきての頭のおかしい展開。
以降は鳳凰戦を迎えるにあたっての気や魔法などの確認など。
15巻の前半部分はやや閑話休題気味で、軽いストーリーと説明的展開が続きます。

というか槍の勇者が出てくる時点でもうきちんとしたストーリーが進む訳もなく。
だってぶっ壊れてますから。。。
一応この15巻は1人残された槍の勇者の更生編にあたったりするのでしょうか?
まあともかく槍の勇者が出てくるということはフィーロにも色々あるわけで、ここ最近出番がなかったメルティ含めしっちゃかめっちゃかな展開が続く前半です。

そして中盤以降の主人公となるのがお察しのとおり表紙に大きく描かれているフォウルとアトラの兄妹。
11巻で初登場し、古参のフィーロよりも目立つ場面が多々あった兄妹(というか主にアトラ)ですが、この15巻で遂に主役級として描かれます。

そう!アトラが大きく描かれるんです!
ということはつまり、この14巻分遅々として進んでこなかった尚文の恋愛面にもやっと少しは進展が見られそう…?
可愛くて格好良くて尚文大好きなアトラとそんな妹のことを想う兄フォウル。
彼らの活躍、そして関係性にも要注目です!

そして遂に描かれる鳳凰戦。
その存在が明らかになったのが7巻。異世界編よりも前ですからもうかなり昔に感じます。
まさに満を持しての登場です。
勇者の更生が済み、ラフタリアが眷属器持ちとなり、シルトヴェルト・クテンロウの平定が完了してからの初めての強敵との決戦。
7巻分待たせただけのことはある濃密な戦闘が描かれます。

思えば6巻、7巻と描かれた霊亀との戦いでは色々なことがありました。
尚文達の成長はもちろんですが、一番はやはりリーシアの覚醒?
そしてオストとの別れ。盾の勇者シリーズでは一応初めての仲間との別れということになるのでしょうか。

そんな霊亀のさらに上をいく次なる守護獣・鳳凰との戦い。
尚文達は何を得、そして何を失うのか。
それが一番の見所です。

そして改めて言う必要もないとは思いますが、この15巻を読む上で弥南せいら先生によるイラストは必見です。
ライトノベルはイラストを含めてライトノベル。
ライトノベルの売上は表紙絵で決まるなんてよく言われますが、この15巻はそうした文章とイラストの相乗効果が今まで以上に発揮されていると思います。
表紙絵含め、このシーンをイラストで見られることに感謝です。

遂に描かれる鳳凰との決戦を描いた盾の勇者の成り上がりシリーズ第15巻。
是非お読みください!

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。