【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 18』 アネコユサギ
盾の勇者改め飯の勇者の成り上がりここに開幕

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。
シリーズの紹介はこちら!
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム |
あらすじ
新たな料理の追求……! 異世界グルメバトルが幕を開ける!?
絆の世界で鏡の眷属器の力を手に入れた尚文。その眷属器には『食事をすると能力を上げる事ができる』という特性があった。
「盾の勇者の成り上がり 18」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA
強くなるため、ひたすら食べ続ける尚文たちだったが、食べられる量には限りがある。少ない量でぐんと能力が上がる料理を求めて、有名な料理人がいるという町へ向かった一行。
ところが、仲間たちのささいな一言から、尚文はその料理人と勝負をすることになってしまう。
「正々堂々なんてものはこの場にはない。いかに卑劣で狡猾に動いた方が勝利するかって事だ」
仲間から絶賛される料理の腕は、見知らぬ土地でも発揮されるのか!? 異世界成り上がりファンタジー第十八弾、ここに登場!!
書評
異世界転移系ライトノベルの第18巻です。
17巻でキズナの救出に成功するも、盾を奪われ鏡の眷属器を手に入れた尚文。
18巻はその鏡の眷属器に内包されていた「料理を食べることで経験値が上がる能力」が原因で繰り広げられる食の物語です。
今まで散々飯の勇者だのなんだの言われてきた尚文が遂に飯の勇者となる巻です。
表紙の尚文も完全に飯の勇者。
左上でフィーロがわーってやっているのが可愛いですね。
で、この18巻。
盾の勇者が飯の勇者になる時点でお察しですが、コメディ展開です。
16巻で描かれたあの重厚感のあるストーリーは一体どこへっていうくらいには軽いコメディ展開です。
そんなコメディ展開をさらに盛り上げるのが新キャラである魔竜。
キズナ達が昔討伐したドラゴン。ガエリオンの異世界版みらいなキャラです。
その上で低評価の理由。
それは17巻と同じパターンだからです。
前半すったもんだやって後半戦闘というのは盾の勇者シリーズに限らず大体の作品でお決まりのパターンですが、ここでいうパターンはそういうことではなく戦闘のパターンの話です。
読めばおわかり頂けると思いますが、多少の差異はあれ結局17巻と大体同じパターン。
そもそも8、9巻でしか描かれなかった異世界が舞台である以上キャラの深掘りが尚文側の仲間達と比べるとまだまだ足りず、それでいて盛り上がる終盤の戦闘パターンが17巻と酷似。
そのことを踏まえてコメディ満載、飯の勇者の話を前半に持ってきたのでしょうが如何せん力不足。
なんだかなあというストーリー展開でした。
その一方、これからの戦いで大きな力となるであろう新たな武器を手に入れたり、なんだかんだと仲間が強くなっていったりなど良くも悪くも物語が進展していることに間違いはありません。
料理を食べれば食べるだけ経験値が手に入る!?
盾の勇者改め飯の勇者の成り上がり。
是非お読みください。
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