【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 4』 アネコユサギ
読者の溜飲が少しは下がるアニメ化もされた異世界冒険ファンタジーの第四巻

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。
シリーズの紹介はこちら!
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 感動度 | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム |
あらすじ
どんな逆境をも乗り越える、異世界リベンジファンタジー第四弾!
盾の勇者・岩谷尚文は、陰謀によって第二王女メルティを誘拐した罪で王国から追われていた。
「盾の勇者の成り上がり 4」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA
「そんなにまで俺を追い詰めたいのかよ……!?」
疑いを晴らすために旅をしていると、ひょんなことからフィロリアルの女王フィトリアに出会う。彼女はある目的のため、フィーロを指名しての勝負を挑んで来た!
さらには三勇教会の連中が、尚文たちを窮地に追いやるべく教皇まで連れてくる始末。圧倒的な強さを持つ教皇を前にして、尚文がとった行動とは!?
どんな逆境をも乗り越える、異世界リベンジファンタジー第四弾、ここに登場!
書評
異世界転移系ライトノベルの第四巻です。
そして前巻同様、本書には短編小説のカテゴリーを付けましたが、これは本書の大部分を占める本編に加えて短編『恐怖のフィロリアル』が収録されているためです。この番外編の書評も後半で述べます。
また、前巻同様動物ファンタジーのカテゴリーを付けましたが、これはフィーロがフィロリアルの姿にもなるので一応動物ファンタジーでもあるのかな?と。その点はご了承ください。。。
本編
前巻で始まった逃避行が本格的に描かれるのがこの四巻です。
そして今までの伏線の多くを回収する起承転結の結に当たる巻でもあります。
盾の勇者の成り上がりの第一部が完結する巻と言ったほうがいいでしょうか。
まず何といっても一番の見所は一連の事件の真犯人は誰なのか。
そしてその真犯人との戦いです。
勇者同士の戦いやグラスとの戦いとはまた違う、緊張感のある今までで一番激しかろう戦いが描かれます。
そしてもう一つの見所はラフタリアの過去に迫る話。
第一巻の番外編『お子様ランチの旗』の伏線を回収する時が来ます。
読んでいて心を動かされる展開が続きます。
そんな重い話の一方で、何といっても第四巻の一番の魅力もやはり新キャラの登場。
表紙右側に描かれた少女。フィロリアルの女王フィトリアです!
どことなくフィーロに似たフィトリア。
あらすじの通り彼女はフィーロと戦う事になるのですが、何故戦う必要があったのか。
感動せずにはいられない物語です。
そしてもう一人の新キャラ・女王。
正確には第三巻の番外編『一番の友達に出会うまで』で描かれたので新キャラではありませんが、表紙左側、そのご尊顔が初めて明らかに。
メルティとビッチことマインの母にしてあのクズ王の妻。ただものであるはずがありません。
物語中最大の権力者の登場によって尚文達の運命はいかに。
恐怖のフィロリアル
フィロリアルの女王であるフィトリアの物語です。
フィトリアが何を想い、何を考え行動しているのかが分かる短編小説。
特にところどころで垣間見えるフィトリアの想い、感情には胸を打たれます。
十ページにも満たない短編小説ですが、分量と小説の魅力は決して比例するわけではないと分からせてくれる良作です。
総評
この第四巻に似合う言葉は結、まとめ。
今まで張られてきた多くの伏線を回収し、またこれからの物語を紡ぐ上での基礎固めの一冊。
読者の溜飲が少しは下がる第四巻。
是非お読みください!
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