【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 5』 アネコユサギ

2022年8月19日小説,NL(HL、異性愛),異世界もの,異世界転移(小説),動物ファンタジー,ハイファンタジー,大人(恋愛),戦記小説,短編小説,バトル・アクション,ファンタジー,冒険小説,ライトノベル,恋愛小説小説家になろう,テレビアニメ,アネコユサギ,弥南せいら

目の前に現れた彼らは果たして敵か味方か

盾の勇者の成り上がり5巻の表紙

著者:アネコユサギ
イラスト:弥南せいら

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。

シリーズの紹介はこちら!

ストーリー
描写
キャラクター
温かさ
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム
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あらすじ

新たな地に新たな戦いが焔立つ! 大河ファンタジー第五弾!!

盾の勇者として召喚された尚文は、自分をどん底まで追い込んだ王とマインに罰を与えることに成功する! すべては冤罪であったという事実が伝わり、人々からはようやくまともな対応をされるようになった。
尚文はクラスアップを行い、カルミラ島でさらなるレベルアップを目指すことに。
そこで出会ったのはラルクベルクと名乗る不思議な青年。彼との出会いが尚文の戦いにもたらす意味とは……!? そして再び現れる宿敵グラスの存在!! 新たなる環境で立ち向かう、異世界リベンジファンタジー第五弾、ここに登場!

「盾の勇者の成り上がり 5」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA

書評

異世界転移系ライトノベルの第五巻です。
そして前巻同様、本書には短編小説のカテゴリーを付けましたが、これは本書の大部分を占める本編に加えて番外編『カルミラ島、温泉覗き騒動』が収録されているためです。この番外編の書評も後半で述べます。
また、前巻同様動物ファンタジーのカテゴリーを付けましたが、これはフィーロがフィロリアルの姿にもなるので一応動物ファンタジーでもあるのかな?と。その点はご了承ください。。。

本編

最大権力者女王の登場によって粗方のことが解決に向かった前巻。
五巻は舞台をカルミラ島という島に移し、尚文達のレベリング、そして波での戦いが描かれます。

尚文らを妨害するクズ王らが失脚し、常識的に見える女王が登場したことで物語、特に波との戦いは最早パーティー戦ではなくレギオン戦、いわば戦争へと変わっていきます。
まだまだ三勇者達は改心しないもののフィトリアの言葉によってやや考えを変えた尚文、そして女王の存在もあり、今までに比べれば役立たず三勇者達の存在が邪魔ではなくなります(今までに比べれば)。

そんな五巻の見所は表紙上方に描かれているあのお方。
グラスと尚文の再戦です。
今までの対人戦とは打って変わり、手に汗握る尚文達の戦いが描かれます。

そして表紙に描かれている二人の新キャラ。
赤髪兄貴のラルクベルクと青髪お姉さんのテリス。
この五巻はこの二人が物語の展開のカギを握るといっても過言ではありません。
表紙では尚文とラルクが戦っているようにも見えますが、果たして二人は敵か味方か。。。

カルミラ島、温泉覗き騒動

毎度おなじみ番外編。今回の主人公は尚文です。
そして内容はタイトルからもわかるように温泉で男どもが女湯を覗く話。
一巻の『お子様ランチの旗』や四巻の『恐怖のフィロリアル』と打って変わって、重さも感動も微塵もないただのコメディです。
普段はいがみ合っている勇者達も女湯を覗くとあらば一心同体?女湯もみんなで覗けば怖くない?
面白おかしいところ以外で見所があるとすれば尚文とラフタリアの恋愛面。
進んだり進まなかったりな短編小説です。

総評

四巻である程度の復讐を遂げたこともあって、非道い扱いをされることも少なくなってきた尚文。
この物語の醍醐味の一つでもあったダークファンタジー感というか胸糞悪さは影を潜めます。
そしてカルミラ島でのレベリングを経て更に強くなる尚文たち。
一巻を思い返すと色々あって頑張って強くなったなあと感慨深くもなりますが、最早隠しきれなくなってきた俺TUEEEE感。
一気によくあるラノベっぽくなってきましたが、まだまだ回収されていない伏線も多数。
もう成り上がっている気がしないでもないですが、物語はまだまだ続きます。

新たな展開を迎える異世界冒険ファンタジーの第五巻
目の前に現れた彼らは果たして敵か味方か
是非お読みください!

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