【書評・紹介】『盾の勇者の成り上がり 7』 アネコユサギ
テレビアニメ2期の原作本
アニメなんかより全然良い!
物語は新たなステージへ
尚文と仲間たちの戦いはまだまだ続きます

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。
シリーズの紹介はこちら!
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 感動度 | |
| 独自性 | |
| 温かさ | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、テレビアニメ、舞台、オーディオブック、ゲーム |
あらすじ
すべてを護りきれ! 異世界リベンジファンタジー第七弾!!
「一刻も早く、私を倒してください」
「盾の勇者の成り上がり 7」 アネコ ユサギ[MFブックス] – KADOKAWA
妖艶な雰囲気を漂わせ、美女オストは尚文に告げた。
四霊と呼ばれる強力な魔物の一つである霊亀の暴走を、仲間たちと共に阻止した盾の勇者尚文。霊亀討伐の際に行方不明となった他の勇者たちを捜索する先で、霊亀の使い魔だと名乗る美女、オストと出会う。
彼女によって告げられたのは、霊亀は生きているという事実と、霊亀を操り世界を滅ぼそうとする黒幕の存在……!?
全てを護りきれ! 異世界リベンジファンタジー第七弾、ここに登場!
書評
異世界転移系ライトノベルの第7巻です。
そして前巻同様、本書には短編小説のカテゴリーを付けましたが、これは本書の大部分を占める本編に加えて番外編『魂癒水を求めて』が収録されているためです。この番外編の書評も後半で述べます。
また、前巻同様動物ファンタジーのカテゴリーを付けましたが、これはフィーロがフィロリアルの姿にもなるので一応動物ファンタジーでもあるのかな?と。その点はご了承ください。。。
そしてこの第7巻はテレビアニメ二期の原作にあたる巻です。
まず言わせてください。
原作は二期よりは絶対に面白いです。
一期と同じように二期も作ってくれたら神作になったはずなんです!
それなのに、監督交代のせいなのか、コロナのせいなのか、予算のせいなのか、
想像の、期待のはるか下を行く出来に震えています。
とにかくこれだけは言わせてください。
二期の何話かで切ってしまった方。
原作はそんなことないんです。
二期の6話で感動した方。
原作はもっともっともっと感動できるんです!
7巻までは面白いんです……!
とにかく読んで頂きたいとだけ……!!
本編
霊亀の首を落とし、行方不明の三勇者を探す尚文達。
しかし三勇者は一向に見つからず。
そんな折またあの謎の女が目の前に現れ…。
この7巻は久しぶりにダークファンタジーっぽさが少しばかり回復し、そして今までで一番感動できる巻であると思います。
読んだイメージとして、ストーリー展開は似ても似つかないのですが、まるで1巻に原点回帰したかのように感じます。
導入部を除けば話の大半は戦闘。そしてその最中に行われる四聖勇者、霊亀の謎の解明。
ハラハラドキドキ、息をもつかせぬ展開が続きます。
というかこの7巻は主役が多いです。
いや、もちろん尚文が主役であることに違いはないのですが、その他にまるで主役のように描かれるキャラが2人ばかし。終盤はこの3人が著者の手によってそれは生き生きと見事に描写されています。
そしてもう1人忘れてはいけないのがフィトリア!
満を持しての再登場です!
勇者が1人でも欠ければ勇者全員を殺し再召喚させると明言していたフィトリア。
そんなフィトリアが再び読者の前に姿を現した理由とは…。
魂癒水を求めて
扇を武器に尚文の前に立ちはだかる和服美女、グラスが主人公の短編小説です。
ストーリーはタイトルの通り、魂癒水を求めて旅をする話。
5巻でも少し描かれましたが、グラスはこの魂癒水を使うとパワーアップするご様子。
そりゃ欲しくなりますよね。
旅のお供はラルクとテリス。グラスを加えた3人の普段の関係性が伺えます。
そして注目すべきは散りばめられた伏線の数々。
尚文達の世界の人物ではない視点から描かれた初の物語ですから、今まで明かされていなかったことや伏線になりそうな描写がたんまりと。
総評
本編・番外編ともに、話の風呂敷を今までよりも広げる展開です。
物語はまた新たなステージへ。
ラノベシリーズあるあると言ったらそれまでですが、大風呂敷を広げてないか?本当に描ききれるのか?と心配になる転換点となる巻です。
そして初めて本格的に描かれるリアルの戦闘。
1巻の尚文の言葉。
「ここは夢のある異世界じゃなく、現実の異世界なんだ」が今までとはまた違った意味で実感できる巻でもあります。
物語は新たなステージへ
尚文と仲間たちの戦いはまだまだ続きます
アニメ化もされた異世界冒険ファンタジー第7巻
是非お読みください!
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