【書評・紹介】『幼女戦記 3 The finest hour』 カルロ・ゼン
続く戦争は数多の英雄を産み落とし、蒔かれてきた種子を芽吹かせる
幼女という言葉に騙されるな。

シリーズ既刊のネタバレを含みます!
第1巻はこちら。
シリーズの紹介はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 続きが気になる度 | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、テレビアニメ、アニメ映画、オーディオブック |
あらすじ
戦場の霧を見通すは、幼女(バケモノ)ただ一人。
「幼女戦記 3 The Finest Hour」 カルロ・ゼン[新文芸] – KADOKAWA
受賞歴
BOOK☆WALKER大賞2017 大賞
書評
存在Xによって異世界に転生させられ幼女となったサラリーマンの戦いを描くライトノベルの第3巻です。
第二〇三航空魔導大隊が本格始動。ダキア戦から始まる連戦を経、次なる任務が示唆されたところで終わった第2巻。
第3巻はその続き。
ロケットを用いた無茶苦茶な作戦から物語は始まります。
そんな第3巻を一言で形容するとすれば、「芽生え」。
今まで蒔かれてきた種子も本巻で蒔かれる種子も、続く戦争の中で遂に芽を出し始めます。
そして、若い芽は早めに摘んでおかなければ後に禍根を残すとはよく言ったもの。
そうした意味で物語上極めて重要な巻でもあると思います。
そしてもう1つ覚えておきたいのは得てして勝利を前に人は過ちを犯すということ。
智者一失。
どんなに賢い者であろうと、過ちを犯すことはあるのです。
3巻の副題は「The finest hour」。
意味は「至高の時間」、「最高の時間」。
それが表す意味は読めばわかります。
そんな3巻も笑えるポイントはやはり登場人物の名前。
いや、今までも笑える名前はありました。
ツイーテ・ナイカ・タイヤネン准尉とか、ツイーテ・ナイカ・タイヤネン准尉とか、ツイーテ・ナイカ・タイヤネン准尉とか。
蛇足とは思いますが、一応その名前の意味を"推察"しておくと
ついてない+カタヤイネン でしょう。
まあ前者はかなりマイナーだとは思いますが、本巻では高校で世界史を勉強していれば知っているあの人物らに関連するであろう人物らが満を持してのご登場。
ひねりの程度というかが、良い具合の適当感が出ていて、まあなんでしょう、素晴らしいです。
物語、戦争が続くに連れ帝国以外でも増えてきた主要登場人物。
物語の深みはより増していきます。
種は芽吹き、戦争は重大な転機を迎える第3巻。
是非お読みください!
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