【書評・紹介】『魔法科高校の劣等生 14 古都内乱編〈上〉』 佐島勤
黒幕・周公瑾を追う達也
論文コンペの裏側を描く14巻。
既刊のネタバレを含みます。
第1巻はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、TVアニメ、アニメ映画、ゲーム |
あらすじ
達也は天才魔法師、九島光宣と運命的な出会いをする。
「魔法科高校の劣等生(14) 古都内乱編<上>」 佐島 勤[電撃文庫] – KADOKAWA
『九校戦』の“裏側”で起こった『パラサイドール』事件の黒幕の一人・周公瑾は、横浜から逃亡し、京都を中心とする古式魔法師集団『伝統派』の下に潜伏、姿をくらました。
そして二ヶ月が経ち――。『全国高校生魔法学論文コンペティション』の季節がやってきた。新京都国際会議場で開催される日本魔法協会主催『論文コンペ』の一高生徒たち。
そんな中、達也の許へ、四葉真夜の書状を携えた黒羽姉弟が訪れる。手紙の内容は「周公瑾の捕縛に協力して欲しい」という要請だった。
何故、いつもの『命令』ではなく『依頼』だったのか疑問を覚えながらも、達也と深雪は『伝統派』の対抗勢力の中心である九島家を目指す。そこで、二人は『作られた天才魔法師』との運命の出会いを果たし……。
古都を舞台とした謀略と暗闘。魔法師開発の歴史の裏で燻り続けてきた因縁に、達也と深雪とその仲間たちが挑む。
受賞歴
このライトノベルがすごい! 2020 2010年代総合ランキング 第8位
書評
シリーズ累計発行部数は2200万部突破の大人気シリーズ第14巻です。
九校戦、パラサイドール事件が描かれた13巻。
その黒幕である周公瑾を取り逃した黒羽姉弟の父が描かれたところで終わりましたが、
14巻、15巻はその周公瑾を追うお話です。
舞台は「古都内乱編」とあるように古都。
13巻は奈良です!
一応、表の話としては「論文コンペ」なのですが、
13巻同様、裏の話がメインです。
そこに関わってくるのが「九」。
老師・九島烈。
そして九島家の達也世代・九島光宣。
現代魔法と古式魔法。
その因縁。
周公瑾の追跡を含め、それらが語られていきます。
ただまあ上下巻ということで、やっぱり下準備感が強いです。
もちろん話の本筋以外にも、生徒会長選挙があったりするのですが
そんな中で注目なのが
11巻の終盤から、達也兄妹と一緒に暮らすことになった彼女。
今巻では表紙にも登場。
二人のイチャイチャに辟易とする一面ばかり目立つ彼女ですが、そんな彼女が少しずつ掘り下げられていきます。
そして、
卒業したのに、七草家(主に父親)のあれこれや、双子の妹のあれこれで
なんやかんやと登場する彼女。
そんな彼女と達也の関係性。
13巻で何の脈絡もなく水着姿が描かれたりもしましたが、こちらも少しずつ変わっていきそうです。
何より、七草家は裏で色々とやってくれてますしね。
いずれにせよ、伏線を張る上巻ということで
13巻に引き続き消化不良がひどいです。
14巻の巻き返しに期待です。
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