【書評・紹介】『魔法科高校の劣等生 15 古都内乱編〈下〉』 佐島勤
古都内乱編遂に完結
一条将輝も参戦し、周公瑾との最終決戦へ。
既刊のネタバレを含みます。
第1巻はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、TVアニメ、アニメ映画、ゲーム |
あらすじ
『クリムゾン・プリンス』一条将輝、ついに参戦!!
「魔法科高校の劣等生(15) 古都内乱編<下>」 佐島 勤[電撃文庫] – KADOKAWA
二〇九六年、九月下旬。四葉家当主・四葉真夜による「横浜から逃亡した周公瑾の捕縛に関する協力依頼」を受けた司波兄妹は、京都で九島光宣と出会う。その光宣と共に周の捜索を行うも、手がかりは未だ掴めなかった。
そんな折、七草家のボディガード・名倉の訃報が達也たちの許へ届く。弔い合戦として、周捜索に真由美も参戦、事態は動き出す。
ついに周の潜伏先を突き止めた達也は、とある過去の強敵(ライバル)へと連絡を取り――。
『クリムゾン・プリンス』一条将輝、『四葉の最終兵器』司波達也が共闘!
緊迫の《古都内乱編》、完結!
受賞歴
このライトノベルがすごい! 2020 2010年代総合ランキング 第8位
書評
シリーズ累計発行部数は2200万部突破の大人気シリーズ第15巻です。
周公瑾を追って奈良へと向かった達也たち。
名倉さんと周公瑾の戦いや真由美と達也の……が描かれた14巻。
古都内乱編、遂に完結です。
まずは表紙に何故かいる一条将輝。
あらすじにあるように彼も参戦してきます。
そして前巻に引き続いての登場となる光宣。
「一」と「四」と「九」の次代を担う若者3人が背中合わせに立つ。
格好いいです。
そんな15巻のオススメポイントは、
と言っておいてなんですが、この言葉が適切なのかどうかはわかりません。
ただ、古式魔法と現代魔法。
そして伝統派。
散々な言われようをしている伝統派ですが、彼らには彼らの思うところがある。
そのことがわかる物語です。
そしてもう一つは、名倉さんの誇り。
というより執念?
七草家に使えるエクストラ。
前巻で殺されてしまったわけですが、5巻から登場したもののあまり描かれてこなかった彼の人となりというかが少し垣間見える巻です。
そんな名倉さんの護衛対象だった
にも要注目。
14巻で摩利に指摘され、少しずつ変わっていきそうな関係性。
本巻でも真由美先輩の……な様子が見られます。
ただ、やっぱり消化不良感は否めません。
上下巻構成にして下巻がこれかあと。
端的に言えば、呆気ないなという。
6巻から登場し、黒幕として暗躍していた周公瑾。
名前が出てきているわかりやすい黒幕とのせっかくの決戦にしては……。
という感じでした。
加えて言えば一条を敢えてここで出す必然性。
あらすじにあるように、達也との共闘は胸熱です。
しかし、それを周公瑾との戦いで被せる必要あった?という。
どちらかと言えば達也との一騎打ち、
あるいは名倉さんの死に対する真由美の復讐戦、
14巻から登場した光宣と達也の共闘
が読みたかったです。
確かに一条と周公瑾には因縁があるとはいえ、ここに一条が入ってきたことが、
呆気ないと感じるラストにつながっているような気がしてならないです。
しかし、そんな不満も最後の3ページで消え失せます。
最後の3ページは必見です。
次巻への期待高まる15巻。
是非お読み下さい。
文庫本
電子書籍
関連作品
dorasyo329
最新記事 by dorasyo329 (全て見る)
- 【書評・紹介】『決断 生体肝移植の軌跡』 中村輝久 - 2023年9月17日
- 【書評・紹介】『休日のガンマン』 藤子・F・不二雄 - 2023年8月13日
- 【書評・紹介】『劇画・オバQ』 藤子・F・不二雄 - 2023年8月6日



































コメント
コメント一覧
まだ、コメントがありません
プライバシーポリシーが適用されます。