【書評・紹介】『魔法科高校の劣等生 18 師族会議編<中>』 佐島勤
自爆テロに対する師族会議の対応は?
様々な勢力の利害が渦巻く18巻。
既刊のネタバレを含みます。
第1巻はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、TVアニメ、アニメ映画、ゲーム |
あらすじ
深雪に婚約を申し込んだ将輝。彼は想いを果たすため強引な手段にでる……!
「魔法科高校の劣等生(18) 師族会議編<中>」 佐島 勤[電撃文庫] – KADOKAWA
世界中の魔法師が注目する師族会議は、何者かによる自爆テロによって幕を下ろした。
この残酷な計画は、死体を操る魔法によって引き起こされていた。使用された魔法を手がかりに、黒幕を追う達也。そして、
「四葉家の司波達也殿がお前と同様、十文字殿の下で捜索に加わる。将輝、意地を見せろよ」
そう一条剛毅に発破をかけられた将輝は、『テロの黒幕』捜査メンバーである達也に対抗するように東京へ向かう。
深雪に『婚約』を申し込んでいる彼は、思い掛けない手を使って深雪にアプローチを試み……。
受賞歴
このライトノベルがすごい! 2020 2010年代総合ランキング 第8位
書評
シリーズ累計発行部数は2200万部突破の大人気シリーズ第18巻です。
達也と深雪が四葉の直系で、しかも兄妹じゃなく、婚約したということを知ってひと悶着あった17巻。
師族会議で自爆テロが起き、さあどうなるな18巻です。
と言ってもあらすじ通りの展開。
一条と達也の共闘、そして一条の深雪に対する予想外のアプローチ。
魔法師を取り巻く環境が悪化する中で、テロの犯人を探す物語です。
そんな中で注目点があるとすれば、
去年と違うところは、達也が深雪と婚約した点。
そんな中でも頑張るほのか。
報われて欲しい……。
深雪にしても、達也と名目上は従兄弟の婚約者という関係になったわけで。。。
加えて、真由美先輩。
去年は素晴らしいチョコを食べさせていましたが、果たして今年は……?
青春って良いですね。。。
そしてもう一つ注目なのが、
12巻ではそのガキっぷりを見せてくれましたが、変わろうとしている様子。
そして、少しずつ変わってきた様子。
そしてそして分不相応にも、ほのかに気持ちがある様子。
そんな彼ですが、17巻で遂にその野望を思ってもみない形で叶えます。
七宝家が十師族の一員に。
野望を叶えた彼はどう変わるのか。
注目です。
注目点、というか特筆すべき点はそんなところでしょうか。
この『魔法科高校の劣等生』の物語の軸は、
・達也と深雪
・達也と四葉家
・二科生と一科生
・大亜連合、USNAなどの国際関係
・古式魔法と現代魔法
・人間主義と魔法師
などであると思うのですが、
達也と深雪、そして四葉家については16巻四葉継承編で一区切りがつきました。
二科生と一科生は「魔工科の新設」や「生徒会役員の一科生縛り撤廃」、「達也の活躍」などで消えつつあります。
古式魔法と現代魔法は『古都内乱編』で扱いました。
じゃあ残すのはあと?
話の展開パターンとしても、
強敵が出てきて、工夫や共闘で勝利して、その結果や過程で人と人との関係性が少しずつ変わっていったり、明らかになってきたり。
その繰り返しが基本。
言ってしまえば意外性のない巻です。
もちろんネタバレになる範囲では、少し気になる展開もあるのですが、
古都内乱編の二番煎じ感は否めません。
文庫本
電子書籍
関連作品
dorasyo329
最新記事 by dorasyo329 (全て見る)
- 【書評・紹介】『決断 生体肝移植の軌跡』 中村輝久 - 2023年9月17日
- 【書評・紹介】『休日のガンマン』 藤子・F・不二雄 - 2023年8月13日
- 【書評・紹介】『劇画・オバQ』 藤子・F・不二雄 - 2023年8月6日






































コメント
コメント一覧
まだ、コメントがありません
プライバシーポリシーが適用されます。