【書評・紹介】『魔法科高校の劣等生 5 夏休み編+1』 佐島勤
達也とほのか。将暉とジョージ。達也と深雪。達也と真由美。
6つの短編からなる短編集!
既刊のネタバレを含みます。
第1巻はこちら。
| ストーリー | |
| 描写 | |
| キャラクター | |
| 独自性 | |
| 電子書籍 | 有り |
| 他のメディア展開 | コミック、TVアニメ、アニメ映画、ゲーム |
あらすじ
現代の魔法使い、魔法科高校の生徒たち夏休みの過ごし方は――?
「魔法科高校の劣等生(5) 夏休み編+1」 佐島 勤[電撃文庫] – KADOKAWA
今度の『魔法科』は特別編! ウェブ未公開の最新書き下ろし短編を収録! 魔法科高校生徒たちの意外なエピソードが紐解かれる!
『夏の休日』――雫の別荘に遊びに来た、達也とその友人たち。豪華なリゾート地でバカンスを堪能する中、達也に恋心を抱くほのかが気合いの一大決心を!?
『友情と信頼とロリコン疑惑』――十師族・一条家の次期当主、一条将輝。彼の友人である吉祥寺と共に過ごすプライベートとは……?
『メモリーズ・オブ・ザ・サマー』――達也と深雪が町にショッピングへと繰り出した。深雪は、デートのようなシチュエーションに心躍らせていたが……。
『会長選挙と女王さま』――三年生である真由美が、もうすぐ生徒会会長を引退するという。その後継者に、とある人物を名指しするが……。
受賞歴
このライトノベルがすごい! 2020 2010年代総合ランキング 第8位
書評
シリーズ累計発行部数は2200万部突破の大人気シリーズ第5巻です。
今回は短編集!
表紙の目印は困り顔の達也。
夏の休日
いつもの1年生メンバーで雫の別荘に夏旅行。
海といえば水着、そしてハプニング!
そして何よりこのお話はほのかの恋物語でもあります。
相手はもちろん達也。
ほのかの決心と達也の選択は?
端的に言えば最初から最後まで恋愛小説です。
だからでしょうか。
この作品でこういうお話が出てくるとなんか違和感。
ストーリーよりもキャラ読み向きかな?といった感じの短編です。
優等生の課外授業
主人公は森崎駿。
誰だか覚えていますか?
1巻でエリカ達と口論になり魔法をぶっ放そうとして達也に庇われた彼です。
そして、風紀委員に選ばれた彼です。
加えて、新人戦モノリス・コードに出場し棄権した彼です。
魔法科高校の劣等生ならぬ、魔法科高校の劣等感みたいなお話。
二科生である達也に対する一科生の彼の思い。
そこにひと夏のロマンスみたいなものをぶっこんだ短編。
どちらかというと、伏線を張るのに重きを置いた話です。
アメリカ・イン・ワンダーランド
主人公は明智英美。
正式には英美゠アメリア゠ゴールディ゠明智。
エンジニアとしての達也と組んで
新人戦スピード・シューティングで準優勝
新人戦アイス・ピラーズ・ブレイクで第3位となった彼女。
イングランド系のクォーター。
達也とは安眠導入機を使わない仲間。
友人たちと遊園地に遊びに来た英美はちょっとしたアクシデントに巻き込まれ!?
といったお話。
こちらも伏線を張る感じのストーリーです。
友情と信頼とロリコン疑惑
将暉とジョージ。
三高の2人の物語。
2人の関係性、過去。
そういった事柄を描いた友情の物語。
達也のライバルになりそうな彼らを掘り下げています。
メモリーズ・オブ・ザ・サマー
今度は打って変わって達也と深雪がただひたすらにいちゃつく話。
これで付き合っていないとかまじかよ。
という甘々な展開がずっと続くニヤニヤ系短編。
願わくばこのような日々がずっと続きますよう。
そして、達也はどれだけトラブルの女神に愛されているのか。。。
会長選挙と女王さま
七草真由美会長、任期満了により引退!
では後任は……?
そして、忘れてはならないのは真由美の公約。
退任時の総会で生徒会役員の一科生縛りを無くす。
こうした生徒会を巡るあれこれに達也が巻き込まれる物語。
生徒会メンバー、結構キャラ濃いですよね。。。
総評
『会長選挙と女王さま』は例外として、
他はすべてキャラクターに焦点を合わせた短編。
そして、伏線を張るためだけに描かれた感がとても強い短編集です。
キャラ読みや伏線を張るという点では面白く読めます。
しかし、一つの物語としてみた時、これはどうなんだろうと思わなくはないです。
決して面白くないという話ではなく、今までの巻と比べると?という。
しかし、伏線がたんまり張られている以上読まないという選択肢はありえません。
今後の物語の展開に思いを馳せながら楽しくべきでしょう!
魔法科高校の劣等生の短編集。
是非お読みください!
文庫本
電子書籍
関連作品
dorasyo329
最新記事 by dorasyo329 (全て見る)
- 【書評・紹介】『決断 生体肝移植の軌跡』 中村輝久 - 2023年9月17日
- 【書評・紹介】『休日のガンマン』 藤子・F・不二雄 - 2023年8月13日
- 【書評・紹介】『劇画・オバQ』 藤子・F・不二雄 - 2023年8月6日




























コメント
コメント一覧
まだ、コメントがありません
プライバシーポリシーが適用されます。