【書評・紹介】『か「」く「」し「」ご「」と「』 住野よる

2022年8月19日小説,NL(HL、異性愛),高校生(青春),高校生(恋愛),青春小説,恋愛小説住野よる,いつか

少しだけ特別なちからをもった5人が織り成す青春の物語

著者:住野よる
装画:いつか

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ストーリー
描写
キャラクター
温かさ
独自性
電子書籍 有り
他のメディア展開 文庫版、コミック
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あらすじ

みんなには隠している、少しだけ特別な力を持った高校生5人。別に何の役にも立たないけれど、そのせいで、クラスメイトのあの子のことが気になって仕方ない――。彼女がシャンプーを変えたのはなぜ? 彼が持っていた“恋の鈴”は誰のもの? それぞれの「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。甘酸っぱくも爽やかな男女5人の日常を鮮やかに切り取った、共感必至の青春小説。

住野よる 『か「」く「」し「」ご「」と「』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

書評

頭の上にその時考えていることによって「?」や「!」、「…」が浮かんでいるのが見える少年。
相手が抱いている感情が心臓のところに見えるバーによってわかる少女。
1,2,3,4と心のリズムが見える少女。
相手の感情が「♥」や「♠︎」で見える少年。
人の恋心が矢印で見える少女。
人の心が見えるというかくしごとを持った少年少女5人が織り成す青春の物語。

とっても心が温かくなる作品です。
この作品の主人公の五人はそれぞれに相手の感情や心がわかる能力を隠し持っています。この設定があることで、所謂言葉にしてくれないとわからないというすれ違いの流れではなく、どうしてこういう感情を抱いているのだろうという風にストーリーは展開されていきます。
相手の感情や気持ちが見えるからこそ、相手の感情や気持ちに敏感となって、結果として温かい物語になっているのだと思います。

さて、住野よる作品恒例、出版社さんによる動画をご覧下さい。

心が温まる青春の物語。是非お読みください!

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自称システムエンジニアのくせに、農学系の地方国立大に通うおかしな生き物。 ひつぎ教育研究所社長。 好物は恋愛小説と生物学、哲学。BL以外はなんでも読む雑食。 一応、将棋のアマ三段。